差分ディスクのアップロード
差分ディスクのアップロードも、csuploadコマンドを利用します。手順としては、差分ディスクをアップロードした後に、親子関係を設定します。
まず、「csupload Add-VmImage」コマンドでローカルPC上の差分ディスク（VHDファイル）を、親となるイメージと同一ロケーションにアップロードします（リスト1）。
［リスト1］VHDファイルのアップロード
csupload Add-VmImage -LiteralPath "ローカルPC上のVHDファイルの場所" -Location "データセンタの場所" -Description "説明" -Name "アップロード後のVHDイメージの名前"
アップロードが完了すると、親との関連付けを促すメッセージが表示されます（図6）。
図6：差分ディスクのアップロード完了画面
続いて、「csupload Set-Parent」コマンドで、親子の関係付けを行います（リスト2）。
［リスト2］親子関係の設定
csupload Set-Parent -child "子VHDイメージの名前" -parnet " 親VHDイメージの名前"
親子関係の設定が成功すると、管理ポータルの画面上でイメージが階層化されたことが確認できます（図7）。
図7：親子関係の設定
親子関係の設定が成功すると、管理ポータルの画面上でイメージが階層化されたことが確認できます（図8）。
図8：リモートデスクトップ接続
これで、差分ディスクのアップロードと親子関係の設定は完了です。
