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Facebookモバイルアプリ開発チュートリアル

Facebookモバイルアプリの企画方法

Facebookモバイルアプリ開発チュートリアル(2)

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 本連載では、広告・マーケティング業界でiPhone・Androidのネイティブアプリの次にくるデジタルトレンドとして注目を集めている「Facebookモバイルアプリ」について紹介します。今回は、Facebookモバイルアプリの「企画方法」に着目します。

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はじめに

 連載「Facebookモバイルアプリ開発チュートリアル」では、広告・マーケティング業界で、iPhone・Androidといったネイティブアプリの次にくるデジタルトレンドとして注目を集める分野「Facebookモバイルアプリ」について紹介していきます。第2回の本記事ではFacebookモバイルアプリの企画方法について解説します。

対象読者

  • Facebookモバイルアプリの開発に興味のある方。
  • HTML+JavaScriptによるWebアプリ開発を経験したことがある方。

開発に必要な環境

  • Google Chrome推奨
  • JavaScript、HTMLを編集するテキストエディタ

エンジニア視点でのアプリ企画方法

 先日、Facebookはアプリストア「Facebook App Center」を発表しました。App CenterはFacebook上もしくはFacebookと連携して動くアプリを集めて紹介するサイト。iPhoneアプリにとってのApp Storeと同じ位置づけです。これによって、ユーザーにとっては楽しいFacebookアプリを見つけやすくし、アプリ開発者にとっては自分が作ったアプリをPRする場が増えることになります。Facebookモバイルアプリの存在はより一般的なものとなり、開発トレンドは後押しされるものと期待されています。

「Facebook App Center」でのアプリ紹介ページ
「Facebook App Center」でのアプリ紹介ページ

 連載の本題に戻ります。前回の記事では、Facebookモバイルアプリの「集客力」について解説しました。Facebookユーザーの半数以上がモバイルからアクセスしていること、友人の「いいね!」「シェア」によってアプリが拡散すること、プッシュ通知などユーザーとの接触機会が多様であることなど、Facebookモバイルアプリの魅力についてご理解いただけたと思います。

 今回はプランナーやディレクターではなく、エンジニア視点でのアプリ企画方法の一例を紹介します。では、Facebookモバイルと相性の良いアプリはどのように企画すればよいのでしょうか。

Facebook×モバイル×HTML5

 私がソーシャルアプリの開発に携わる中で感じている、企画段階でエンジニアに求められる視点のひとつに「現存の技術でできる最大限のことを発想する」というものがあります。プランナーやディレクターと呼ばれる人たちは、一般的なユーザーの感覚や社会のトレンドに敏感である一方、アプリの開発環境に関する情報には不慣れなため、ウェブ技術先行型の企画は不得手である場合が少なくありません。

 私が考えるFacebookモバイルアプリについて「現存の技術でできる最大限のことを発想する」ために必要な視点は「Facebookならでは」「モバイルならでは」「HTML5ならでは」という3つの視点です。Facebookモバイルアプリを構成するこれら3つの要素を正しく理解し、組み合わせることでFacebookモバイルアプリだからこそ価値のあるアプリの企画に近づくことができます。

 次ページから、この3つの要素をひとつひとつ解説していきます。

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この記事の著者

大渕脇 昭人(jActionプロジェクト)(オオフチワキ アキト(ジェイアクションプロジェクト))

Founder/ウェブデベロッパー。音響メーカーハードエンジニアを経て、アニメーション映像、コンテンツ制作へ転向。2005年に有限会社クリエイトウェーブを設立。スマートフォン向けHTML5ウェブアプリ制作にあたり、生産性改善の必要を感じた自身の経験から本プロジェクトを発案。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/6588 2012/05/31 14:00

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