2. Webサイトの準備
まずは、ArrSampleというWebサイトを作りましょう。サイトの右クリックメニューから[Webサイトの追加]を選択します。
そしてルートフォルダにindex.htmlファイルを作成し、hostsファイル(C:\Windows\System32\Drivers\etc\hosts)に「127.0.0.1 ArrSample」と記載します。これで、ブラウザから動作確認できます。以上でWebサイトの準備は完了です。
3. ARRのプロキシ有効化
次に、リバースプロキシ用の設定を行います。「http://arrsample」にリクエストが来たときに別のサイト(codezine.jp)にリクエストを転送する設定を行います。
リバースプロキシを構成するには、AppSampleサイトの機能ビューの[URL書き換え]を開きます。そして画面右の操作から[規則の追加..]をクリックします。表示された[規則の追加]ウィンドウで[リバースプロキシ]をクリックします。
次に、プロキシ機能を有効にするかどうかを確認する画面が表示されるので「OK」を選択します。これで、ARRのプロキシが有効になります。
なお、有効化された内容は「アプリケーション要求ルーティング処理キャッシュ(Application Request Routing Cache)」の「サーバープロキシ設定(Server Proxy Setting)」から確認できます。
リバースプロキシが有効になると、以下のプロキシ設定が行われていることが分かります。
自動設定されたプロキシの設定値は以下のとおりです。メモリキャッシュが60秒、ディスクキャッシュが有効の設定になっていることが分かります。チューニングしたい時は、この値を変更すると良いでしょう。
| 区分 | 設定名(日本語) | 設定名(英語) | 設定された値 |
| 全般 | HTTPバージョン | HTTP Vervsion | パススルー |
| 全般 | キープアライブ | Keep alive | ON |
| 全般 | タイムアウト(秒) | Time-out(seconds) | 120 |
| 全般 | 応答ヘッダーのrewrite hostをリバースする | Reverse rewrite host in response headers | ON |
| カスタムヘッダー | 次のヘッダー内のクライアントIPを保持する | Preserve client IP in the following header | X-Forwarded-For |
| カスタムヘッダー | クライアントIPからのTCPポートを含める | Include TCP port from client IP | ON |
| カスタムヘッダー | プロキシヘッダー値のフォワーディング | Forward encoded client certificate in the following header | 空白 |
| キャッシュ設定 | メモリキャッシュ時間(秒) | Memory cache duration(seconds) | 60 |
| キャッシュ設定 | ディスクキャッシュを有効にする | Enable disk cache | ON |
| キャッシュ設定 | 要求の統合を有効にする | Enable disk cache | OFF |
| キャッシュ設定 | クエリ文字列サポート | Query string support | クエリ文字列を無視する |
| バッファ設定 | 応答バッファー(KB) | Response buffer(KB) | 4096 |
| バッファ設定 | 応答バッファーのしきい値(KB) | Response buffer threshold(KB) | 256 |
| プロキシチェーン | プロキシサーバー | Proxy server | 空白 |
| プロキシの種類 | URL書き換えを使用して着信要求を検査する | Use URL Rewrite to inspect incoming requests | OFF |
| プロキシの種類 | SSLオフロードを有効にする | Enable SSL offloading | ON |
なお、ARRをインストールせずにリバースプロキシを構成しようとすると、ARRのインストールを促すダイアログが表示されます。





