4. リバースプロキシの設定
続いて、リバースプロキシの設定を完了させます。今回は理解用のサンプルということで、codezine.jpの内容を表示するように構成してみます。設定は簡単で、リクエストを転送するサイト情報を入力するだけです。
OKをクリックすれば、設定は完了です。設定された内容を確認してみましょう。[URL書き換え]の設定の中に「ReverseProxyInboundRule1」という名前でルールが設定されています。
5. ブラウザでの動作確認
それでは、リバースプロキシが正しく動いているか確認してみましょう。最初の動作確認時と同じURL「http://arrsample」をブラウザで入力します。
想定した通りにリクエストが転送され、リバースプロキシが構築できていることが分かります。念のため、リンクをクリックしてみましょう。リンク先の記事に移動して、正しく動作するはずです。
このように、IISで簡単にリバースプロキシを構築できることが分かりました。続けて、複数サーバーへの転送方法についても紹介します。