Mobile Services:NPMモジュールのサポート
新しいMobile Servicesのソース管理サポートでは、Mobile Servicesが提供する固定の一式の他、スクリプトに必要なNode.jsモジュールはどれでも追加することができます。例えば、上記の例にあるWindows Azureテーブルの代わりに、Mongoを使用するように簡単に変更できます。Mongo DBは、Windows Azure Storeを通じて、MongoLabサブスクリプション(サービスとしてMongoDBを提供)を購入してセットアップするか、仮想マシン(WindowsもしくはLinux)上にセットアップします。
そして、ローカルのGitレポジトリのサービスフォルダに行き、以下のコマンドを実行します。
> npm install mongoose
これにより、MongooseモジュールがMobile Serviceスクリプトに追加されます。その後、独自APIスクリプトで、MongoデータベースへアクセスするMongooseモジュールの使用または参照が可能になります。
var mongoose = require('mongoose'); var schema = mongoose.Schema({ text: String, completed: Boolean }); exports.get = function (request, response) { mongoose.connect('<your Mongo connection string> '); TodoItemModel = mongoose.model('todoitem', schema); TodoItemModel.find(function (err, items) { if (err) { console.log('error:' + err); return response.send(500); } response.send(200, items); }); };
完了したら、Mobile Serviceへ変更をプッシュするのを忘れないでください。
> git add . > git commit ?m "Switched to use Mongo Labs" > git push
これでMobile ServiceアプリはMongo DBを使用します!
今回の更新による独自Node.jsモジュールの使用は、独自APIスクリプトのみに限定されていることにご注意ください。
すべてのスクリプト(データおよび独自CRONタスクを含む)については、今後すぐ対応する予定です。
.NET 4.5サポートが含まれた新しいMobile Services NuGetパッケージ
数か月前、ポータブルクラスライブラリ(PCL)がベースのMobile ServicesクライアントSDKの新しいプレリリース版について発表しました。
今回、この新しいライブラリが、Mobile Services用の安定版.NETクライアントSDKとなり、プレリリースパッケージではなくなりました。今回の更新で、Windows Store、Windows Phone 7.x、.NET 4.5が完全サポートされ、開発者は、ASP.NETまたWPFアプリケーションからMobile Servicesを使用できるようになりました。
NuGetを通じてこのパッケージをインストールして使用可能です。
Mobile ServicesとWebサイト:Mobile ServicesとWebサイトに20MB SQL Databaseを無償化
現在、Windows Azureのすべてのお客様は、WebサイトとMobile Servicesで12か月間(開発・テストおよび本番環境のどちらででも)無償で20MBのデータベースが使用できます。
Mobile ServiceもしくはWebサイトを作成した時に、新しい“Create a free 20 MB SQL database”オプションを選択するだけで、利用可能です。
無償のSQL Databaseは、Windows Azureサブスクリプションもしくはその他のWindows Azure VMまたはクラウドサービスから取得できる、10個の無償Webサイトおよび10個の無償Mobile Servicesと一緒に使用できます。