Storage:Storageメトリクスに基づいたアラートのサポート
今回のリリースで、Storageメトリクスに対してしきい値ベースのアラートルールを有効化するサポートを追加しました。もし、Storage分析メトリクスを有効にした場合、そのメトリクスでアラートルールを構成することができます。
Windows Azure管理ポータルのManagement Services -> Alertタブで、Storageメトリクスにアラートルールを作成することができます。Add Ruleボタンクリックし、ルール作成ダイアログで、Service Typeのstorageを選択し、Storage Service(blob、table、queue)に続き、アラートを有効にしたいStorageアカウントを選択してください。
その後、Blob Serviceメトリクスを選択し、通知を送信するしきい値とメールアドレスを設定します。
セットアップしアラートを有効にすると、Alertsタブに一覧表示されます。
ルールは、その後Storageメトリクスに対してモニタリングされます。もし設定されたしきい値を超えた場合、アラートメールが自動的に送信されます。
モニタリング:Windows Azure Monitoring Service Libraryのプレビューリリース
今回新しいWindows Azure Monitoring Service Libraryのプレビューをリリースします。
このライブラリにより、モニタリングメトリクスの取得、プログラムによるアラート設定、サービスに対するルールのオートスケールを行うことができます。
今回出荷するモニタリングサービスクライアントには以下のものがあります。
では、AlertsClientライブラリを使用してアラートルールを作成する例を見てみましょう。アラートルールを作成するには、作成するためのサービスとアラートルールが動作するメトリクスを指定する必要があります。さらに、ルール設定の状態とアラートのしきい値に達したときに実行されるアクションを指定する必要があります。以下のコードは、プログラムでこれを行う方法を示しています。
上記のコードを実行すると、モニタリングアラートルールは、管理ポータル内の手動による動作なく設定されます。サービスとセットアップオートスケールルールに関する運用メトリクスを取得するのに同じようなコードを書くことができます。これにより、タスクを完全自動化することが非常に簡単になります。
NuGet経由でインストール
モニタリングサービスライブラリは、NuGet経由で利用可能です。プレビュー形式のままなので、パッケージを取得する場合は、?IncludePrereleaseスイッチを追加する必要があります。
ドキュメント
アラート、オートスケール、メトリクスクライアントのAPIドキュメントは、ここからアクセスすることができます。
まとめ
今回のリリースには、よりよいクラウドソリューションを構築するための素晴らしい機能が数多く含まれています。
もしまだWindows Azureアカウントをお持ちでなければ、無償トライアルにサインアップして、上記機能をすぐにお試しいただけます。アプリの構築方法などの詳細は、Windows Azure Developer Centerで確認してください。
Hope this helps,
Scott
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