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徹底解説JsRender/JsViews

JavaScript MVVMフレームワーク「JsViews」の概要

徹底解説JsRender/JsViews 第5回

テンプレートを用いたデータバインド

 JsViewsを用いたデータバインドを見てみましょう。

[リスト1]テンプレートを用いたデータバインド(JsViews1_sample1.html)
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8" />
  <title>テンプレートを用いたデータバインド</title>

  <!-- 1. jQueryの読み込み -->
  <script src="jquery-1.10.2.js" type="text/javascript"></script>

  <!-- 2. JsViewsの読み込み -->
  <script src="jsviews.js" type="text/javascript"></script>

  <!-- 3. テンプレートの定義 -->
  <script id="itemTemplate" type="text/x-jsrender">
    <input data-link="value"/>
    <span data-link="value"></span>
  </script>

</head>
<body>
  <!-- 4. データバインドを行うHTML要素 -->
  <div id="linkedContent"></div>

  <script type="text/javascript">
    // 5. データソースの定義
    var item = { value: "Hello JsViews" };

    // 6. テンプレートオブジェクトを作成し、HTML要素#linkedContentとデータソースitemを関連付ける
    $.templates("#itemTemplate").link("#linkedContent", item);
  </script>
</body>
</html>
  1. JsViewsを読み込む前にjQueryを読み込みます。JsRenderはjQueryが読み込まれていない環境でも動作しますが、JsViewsはjQueryが必須です。
  2. JsRenderとJsViewsを含んだjsファイル、jsviews.jsを読み込みます。jsrender.jsとjquery.views.jsを個別に読み込む場合は、jsrender.js、jquery.views.jsの順に読み込みます。
  3. テンプレートを定義します。テンプレート内のHTML要素にdata-link属性が追加されていることに注意してください。JsViewsではdata-link属性によりデータバインドを宣言します。data-link属性の値は、データソースとなるJavaScriptオブジェクトのプロパティ名です。
  4. データバインドするHTML要素を定義します。
  5. データソースを定義します。JsViewsにおけるデータソースはJavaScriptのオブジェクトです。
  6. テンプレートオブジェクトを作成し、テンプレートオブジェクトからlinkメソッドを呼び出します。linkメソッドの第1引数にデータバインドするHTML要素を示すセレクタを、第2引数にデータソースを指定します。

 JsViewsは双方向のデータバインドを行います。そのため、input要素の値を変更すると、データソースであるJavaScriptオブジェクトのitemプロパティの値が更新されます。そして、itemプロパティの値が更新されるに伴い、span要素の値も更新されます。

図3:テンプレートを用いたデータバインド(テキストボックスへの入力が<span>要素にも反映)
図3:テンプレートを用いたデータバインド(テキストボックスへの入力が<span>要素にも反映)

HTML要素に対するデータバインド

 次に、テンプレートを使わずに、データバインドを行う例を紹介します。

[リスト2]HTML要素に対するデータバインド(JsViews1_sample2.html)
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="UTF-8" />
  <title>HTML要素に対するデータバインド</title>

  <!-- jQueryの読み込み -->
  <script src="jquery-1.10.2.js" type="text/javascript"></script>

  <!-- JsViewsの読み込み -->
  <script src="jsviews.js" type="text/javascript"></script>
</head>
<body>
  <!-- 1. データバインドを行うHTML要素 -->
  <div id="linkedContent">
    <input data-link="value"/>
    <span data-link="value"></span>
  </div>

  <script type="text/javascript">
    // 2. データソースの定義
    var item = { value: "Hello JsViews" };

    // 3. HTML要素#linkedContentとデータソースitemを関連付ける
    $.link(true, "#linkedContent", item);
  </script>
</body>
</html>
  1. データバインドを行うHTML要素を定義します。body要素の中にある通常のHTML要素であることに注意してください。ただし、先に挙げた例と同様に、input要素とspan要素にはdata-link属性が追加されています。
  2. データソースを定義します。
  3. jQueryのlinkメソッドを呼び出し、データバインドを行います。HTML要素に対してデータバインドを行うには、linkメソッドの第1引数にtrueを指定し、第2引数にHTML要素を示すセレクタを、第3引数にデータソースを指定します。

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JsRenderタグとデータリンクタグ

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト やましぎ(ヤマシギ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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