コンポーネントのインストール
トライアル版は、グレープシティのWebページから申し込みできます。
トライアル申込フォームが表示されますので、必要情報を入力して申し込むとトライアル版のダウンロード手順を記載したE-Mailが送られてきます。その手順にそってダウンロードを行ってください。また、ダウンロードファイルは圧縮ファイルになっていますので、解凍してインストーラを起動します。
制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください。
コントロールと参照の追加
CalendarGrid for Windows Formsをインストールしたら、プロジェクトにコントロールを追加します。
ツールボックスに専用のタブを作成し、使用するコンポーネントを追加します。追加するコンポーネントは、アセンブリ名が「GrapeCity.Win.CalendarGrid.v10」の「GcCalendarGrid」コントロールです。
このコントロールを追加すると、プロジェクトに以下のランタイムライブラリへの参照が追加されます。
ファイル | 内容 |
---|---|
GrapeCity.Framework.CalendarGrid.v22 | 本体アセンブリ |
GrapeCity.Win.CalendarGrid.v10 | 本体アセンブリ |
GcCalendarGridコントロールの概要
GcCalendarGridコントロールの概要は、前回の記事で詳しく説明していますのでご参照ください。
Appointment型セルについて
Appointment型セルは複数のセルにまたがって予定を設定する機能を提供します。Appointment型セルを使うと、ガントチャートのようにユーザーがマウス操作でバーの範囲を変更できる機能を実装できます。マウス操作のためのコーディングを行う必要はありません。
アプリケーション実行時にAppointment型セルを使うには、次の操作を行います。
- 予定の始点となるセルをダブルクリックします。
- セルにバーが表示されますのでその中に予定を入力します。
- Enterキーを押下して編集を確定すると、バーの前後にハンドルが表示されますので、マウスでドラッグして予定の範囲を設定します。
一度設定した予定に対して、上記の操作を繰り返すことで文字列の書き換えや予定の範囲の編集が可能です。
なお、Appointment型セルには同じセルに複数のバーを表示することができないので、既に予定が定義されているセルに対して、新たな予定を追加したり、次のように隣り合ったセルにバーを広げることはできません。いちど既存の予定を移動してセルに空きを作ってから新たな予定を定義します。また、同じ日付に複数の予定を表示したい場合は、複数の行にAppointment型セルを設定して予定を定義することができます。