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現役エンジニア直伝! 「現場」で使えるコンポーネント活用術(ComponentOne Studio)

IoTの計測データをWindowsストアアプリで可視化してみよう

 Arduino、Intel Galileo 、FEZ Spiderなどの名前を聞いたことのある人も多いと思います。Internet of Thingsの注目度が高くなるのと時を同じくして、各種センサーからの測定値を扱う小型デバイスにも注目が集まり始めています。今回は、.NET Micro Frameworkが動作するFEZ Spiderで温湿度を測定し、それをMicrosoft Azure Mobile Servicesを経由してWindowsストアアプリでグラフ化する方法を確認します。もちろんグラフ化するのに使うコンポーネントは、「ComponentOne Studio Chart for WinRT XAML」(以下、C1Chart)です。

Microsoft Azure Mobile Serviceの用意

 まずはセンサー値を送受信するためのクラウド側を用意します。Microsoft Azureであれば、MSDNに無料特典がありますし、無料お試しも用意されています。Microsoft Azure管理ポータルに接続したら、cz1501serviceという名前でMobile Servicesを新規作成します。この名前はMobile Servicesの中で別々の名前になっていないといけないので、それぞれ独自の名前で作成してください。

図1 Microsoft Azure Mobile Services
図1 Microsoft Azure Mobile Services

 作成ができたらサービスに対するアクセス権を得るためのアプリケーションキーを取得します。

図2 アプリケーションキー
図2 アプリケーションキー

 一番左の雲アイコンをクリックして「既存のWINDOWSアプリまたはWINDDOWS PHONEアプリに接続する」リンクをクリックして内容を表示すると、C#のコードの中にアプリケーションキーが表示されるのでメモ帳などにコピーしておきましょう。

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センサー側の用意

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この記事の著者

初音玲(ハツネアキラ)

 国内SIerのSEでパッケージ製品開発を主に行っており、最近は、空間認識や音声認識などを応用した製品を手掛けています。 個人的には、仕事の内容をさらに拡張したHoloLensなどのMRを中心に活動しています。 Microsoft MVP for Windows Development ブログ:http://hatsune.hatenablog.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/8529 2015/03/06 14:00

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