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【デブサミ2018 夏】セッションレポート

世界最大規模の機械学習コンペティション「Kaggle」に熱中する「Kaggler」と呼ばれる人々とは【デブサミ2018 夏】

【B-8】Kaggleで描く成長戦略〜個人編・組織編〜

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Kaggler「DeNA Kaggle社内ランク制度」

 最後に、原田氏は「会社の中でKagglerがどう働いていくか」という観点で「DeNA Kaggle社内ランク制度」を紹介しました。これはDeNA社 データサイエンス部門内で現在運営されているもので、業務時間の一定割合はKaggleをやっていいというものです。毎年一定の結果を出すことが求められ、達成条件に応じてKaggleに割けるリソースが変動する形となります。この制度を踏まえつつ、DeNAではAI研究開発およびAI基盤系エンジニアと連携し、データサイエンティストの強みを最大限発揮して、より良いサービスを作り上げていく体制を整えています。

DeNA Kaggle社内ランク制度
DeNA Kaggle社内ランク制度

 最後に原田氏は、「Kaggleをやることでデータサイエンティストになるために必要なスキルを身に付けることができます。Kagglerには得意なこととそうでないことがあるので、その『特性』を正しく理解して、強みに集中できるような仕組み作りを行っていただけると幸いです」とまとめ、セッションの発表を終えました。

セッション時間中につぶやかれた質問に応える原田氏
セッション時間中につぶやかれた質問に応える原田氏

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この記事の著者

しんや(シンヤ)

2010年末~2013年前半位までの期間で興味のある勉強会に頻繁に参加。参加してきた勉強会のレポートブログとTogetterをひたすらまとめ続け、まとめ職人(自称/他称含む)として暫く過ごしておりました。色々な縁あってDevelopers Summit 2013では『公募レポーター』も務めました。2013年05月『出張ブロガー』を経て2013年08月にクラスメソッド株式会社へ転職。現在は業務(AWS及びその周辺技術を扱う)の...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/11066 2018/09/19 14:00

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