GitHub Actions実例2 - 静的サイトの生成とデプロイ
紙面の都合で紹介できないのが残念ですが、静的サイト生成ツールのHugoとFirebase Hostingを使って、静的サイトの生成とデプロイを行う実例も用意しています。もし興味があればデモ用リポジトリlowply/hello-actionsや、そこで使用しているBuild HugoとDeploy to Firebaseという2つのActionをぜひ試してみて下さい。
GitHub Actionsの情報源
最後に、GitHub Actionsに関する情報源をいくつか紹介します。
GitHub Actionsを探す
GitHub Actions Organizationでは、GitHubが作成したActionがカテゴリごとに公開されています。代表的なクラウドサービス向けのActionのサンプルや、ユーティリティ関数的に使えるActionなどが揃っています。作成したActionは誰でもGitHub Marketplaceに公開できるので、こんなActionが欲しいと思ったらMarketplaceで検索してみてください。用途にピッタリのActionが見つかるかもしれません。また、sdras/awesome-actionsというリポジトリでは様々なActionがコミュニティ主導で集められ、キュレーションされているのでこちらも参考にして下さい。
GitHub Actionsを作る
公式ドキュメントのGitHub Actions | GitHub Developer Guideは常に更新されています。WorkflowやActionを作成する際は、冒頭に紹介したGitHub Actions changelogと併せて目を通して下さい。この記事では触れていない、Dockerfileのラベル、環境変数、ファイルシステム、終了コードなどなど、技術的なポイントが詳しく解説されています。
また、GitHub Actionsについてわからないことがあれば、英語になりますがGitHub Community ForumでタグActionsで検索するか、GitHub Supportに問い合わせてください。
まとめ
本稿では、GitHub Actionsについてデモを交えつつ様々な観点で紹介しました。GitHub Actionsによってこれまで難しかったワークフローのモジュール化が実現でき、他のオープンソースプロジェクトと同じように再利用やコラボレーションができるようになります。GitHubでは、これからどんなActionが生まれていくのか非常に楽しみにしています。皆さんのアイデアをお待ちしています!