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「図や画像をうまく使おう!」~ソフトウェア開発者に贈るテクニカルライティングの極意

テクニカルライティング作法・外伝 第9回

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2019/11/12 11:00

目次

縮小

 縮小したときに、細い線が完全に消えてしまうことがあります。それを避けるため、少しぼかしてから縮小するようにします。

 複数のレイヤーがあるときは、まずすべてのレイヤーを結合しておきます。メニューの[イメージ]-[平面化]で、すべてのレイヤーを結合できます。

 そうしたら、少しぼかします。縮小の前処理としては、ガウスぼかしが適しています。メニューの[効果]-[ぼかし]-[ガウス]を使います。パラメーターの半径は0.5くらいにしたいところなんですが、Paint.NETでは整数しか指定できません。1か、せいぜい2くらいを指定します。次の画像は3を指定したきのプレビューです。これは明らかにぼかしすぎです。ここでは1を指定して、処理を進めます。

ガウスぼかしを掛ける
ガウスぼかしを掛ける

 メニューの[イメージ]-[サイズ変更]で縮小します(次の画像)。

縮小する
縮小する

 最後に、縮小前のぼかしを補正するため、シャープにします。メニューの[効果]-[写真]-[シャープ]を使います(次の画像)。

シャープにする
シャープにする

 Paint.NETの[シャープ]は線が太くなる傾向があります。きつめに掛けると、とくに線の交点が広がってしまうようです。上の画像では10を指定していますが、これはやりすぎでしょう(画像中のアプリの画面キャプチャーの四隅を見てください)。ここでは2にしておきます。ちなみに、私が常用しているPaintShopでは、縮小前にシャープネスを掛けておき、縮小後にアンシャープマスクを掛けると、良い結果が得られるようです。

 次の画像は、縮小前と縮小後の画像の一部です。2倍に拡大してあります。

縮小する前
縮小する前(2倍に拡大)
上記の手順で縮小した結果
上記の手順で縮小した結果(2倍に拡大)

まとめ

 今回はかなりの分量を割いて、ビジュアル要素の作り方を紹介しました。とはいえ、これはほんの入り口にすぎません。他の種類のビジュアル要素もあり、もっとさまざまな画像処理ツールがあり、それらのツールを使いこなすたくさんのテクニックがあります。

 ちょっとずつ使えるビジュアル要素のレパートリーを増やしながら、また、本稿では扱えませんでしたが、ビジュアル要素の効果的なレイアウトも研究していって、冒頭に述べたように読みやすい/読みやすく感じられるテクニカルライティングを目指しましょう。

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著者プロフィール

  • biac(ばいあっく)

    HONDA R&Dで自動車の設計をやっていた機械屋さんが、技術の進化スピードに魅かれてプログラマーに。以来30年ほど、より良いコードをどうやったら作れるか、模索の人生。わんくま同盟の勉強会(名古屋)で、よく喋ってたりする。 2014/10~2019/6 Microsoft MVP (Windo...

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