エンジニア同士の会話では専門用語が飛び交いますが、同じ調子で社内の他部門やクライアントとコミュニケーションをしても、うまく意味が伝わらなかったり誤解されたりします。そんなときに役立つのが簡単な図形を使った図解。その方法を解説した『エンジニアのための新教養 □○△で描いて、その場でわかるシンプル図解』(翔泳社)を紹介します。
『エンジニアのための新教養 □○△で描いて、その場でわかるシンプル図解 何でも伝え、何でもまとめるストラクチャードコミュニケーション』は、なんだか伝わらない、うまく理解できない、というコミュニケーションの課題を解決するための図解について解説した本です。
著者の加島一男さんが普及に邁進するストラクチャードコミュニケーションとは、絵が苦手でもできる□○△を使って図解する手法。言葉と文字だけでは説明しづらいことも、図解することで話の要点と構造を直感的に理解できるようになります。
仕事をしていれば、素早く確実な意思疎通をしたい場面には何度も遭遇します。社内での連絡や報告、チーム内でのミーティング、他部門との調整や会議、あるいはクライアントに対するヒアリングやプレゼンの際、シンプル図解を使うことですぐに効果を実感できるでしょう。
自分の伝えたいことを伝えるだけでなく、相手が伝えたいことを誤って理解しないためにも、ぜひ本書を参考にしてみてください。
目次
Chapter1 シンプル図解を始めよう!
Chapter2 シンプル図解の基本
Chapter3 シンプル図解のお手本・実践編
Chapter4 10個の基本構造をマスターしよう
Chapter5 シンプル図解をビジネスの現場で活かそう!
Chapter6 シンプル図解の活用に向けて
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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