米mablは、同社が提供するテスト自動化プラットフォームに、自動アクセシビリティテストの機能を追加することを4月27日(現地時間)に発表した。現在、ベータ版である同機能により、エンドツーエンドテストの一環として、開発の初期段階でアクセシビリティの問題を自動的に特定し、解決することができる。
ソフトウェアのアクセシビリティは、世の中のコンプライアンス違反に対する影響が大きくなっている昨今、企業にとって重要性が急速に高まっている問題の一つ。一方、従来のアクセシビリティのチェックは、開発パイプラインに組み込まれた機能的な品質の評価とは異なり、頻繁ではない監査に委ねられていることがほとんどであった。
今回、mablが提供した新機能により、品質エンジニアリングチームは自動化されたアクセシビリティチェックをデリバリーパイプラインに簡単に組み込むことができる。同機能では、Deque Systemsが公開しているアクセシビリティテストエンジン「axe-core」を搭載し、Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.0/2.1へに準拠しているかどうかを、継続的に確認できるようになる。
自動アクセシビリティテストのベータ版は、14日間の無料トライアルに登録したユーザーを含むすべてのmablユーザーが利用できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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