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業務系から組込みソフトエンジニアへの転身

モノづくりへの華麗なる転身! ~華麗なる飛翔編~

業務系から組込みソフトエンジニアへの転身 3


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飛躍への序章

 検証と勉強の日々が始まりました。

 まずは原因を特定するために各処理ごとの時間を計測したり、ある程度原因が類推できたら大きな本屋などで解決策が載っていそうな本を探したりしました。周りの方へ「今こういった状況なのですが、アイデアがある方がいらっしゃったら教えて下さい」と質問を投げたりしました。

 実際にどうやって解決したかは機密保持の観点からここでは紹介できませんが、RISCの動作の特徴や効率的なコードの書き方など、かなり深い分野まで勉強した記憶があります。

 結果、最初の20msから何とか6msと、約3分の1まで短縮ができました!

 私の教育担当者からも

 と言って頂き、少しホッとしました。

問題発生時の対応が大事
 組込み業界では誰も体験したことの無い分野を切り開くことが多いので、誰も直面したことが無い問題の解決をせまられることもあります。私自身もちょうどこのころから、問題が出た時にしっかり解析→推察→実験→解決といった問題解決のための流れができてきたように思いますし、この業界では大事なスキルになります。

飛躍

 就業先に行って2年ぐらい経った時からはノウハウや自信もついてきて、多少のトラブルでは動じなくなってきていました(シャツの下ではひそかに冷や汗を掻いてますが…)。

 また、このころには自分から提案を出せるようになったり、トラブルが発生しそうな時に事前に準備をしたりなどができるようになってきて、本当に組込みエンジニアらしくなってきたなぁと実感しだしました。

 ちょうど最初の就業先が3年ぐらい経ったころ契約が終了して、次の就業先に行くことができました。

 そこでも最初の仕事が

 というものでした。もう、最初の就業先のようにあたふたすることもなく仕事をこなしていけました。

 ただ、やはりこの業界は日進月歩で技術が進歩したり、行く会社ごとにやり方が違ったりとそういった部分では毎日が勉強の日々ですが、この業界にいる限り仕方ないところですし、逆にそこが魅力でもあります。

 その後も多少の山や谷はありつつも順調に仕事をこなしていたある日、派遣元であるテンプスタッフテクノロジーに帰った時に

 と、言われました。

急転直下の展開! 次回最終回『華麗なるティーチャー編』に続く。

“モノづくりへの華麗なる転身!” 制御Proの詳細はこちら

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この記事の著者

ダグラス(ダグラス)

当初は業務系のプログラムを作成、営業会社の社内SEなどを経て組込みの世界へ踏み込む。得意分野はCCD・DSP・阪神タイガースなど。現在は『制御Pro』の講師を務める。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/1635 2009/04/02 17:28

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