ノルウェーのVivaldi Technologiesは、Webブラウザ「Vivaldi 6.0」のデスクトップ版に搭載されている新機能「カスタムアイコン」「ワークスペース」など、外観を自分らしくアレンジする方法について、公式ブログの4月18日(現地時間)付の記事にて紹介している。
Vivaldiでは、自分の部屋のインテリアをデザインするように、さまざまな方法で外観を作り替えられるようになっており、背景画像の設定やツールバーのレイアウト変更などに対応する。また、他のVivaldiユーザーが作成した多彩なテーマの中から、好みのテイストを選んで適用することもできる。
さらに「Vivaldi 6.0」では、「カスタムアイコン」を使ってより個性的な見た目へのカスタマイズが可能になっている。テーマギャラリーにて、カスタムアイコン設定済みのテーマを選択するだけで、ブラウザの全体的な見た目を変えられる。また、[設定]→[テーマ]→[他のテーマを見てみる]から、他のユーザーが作成したテーマを使用したり、フィルター機能でカスタムアイコンが適用されたテーマのみを抽出したりすることもできる。
ツールバーのボタンのアイコンは、テーマエディターからカスタムアイコンへの変更が可能で、[戻る][進む]のナビゲーションアイコンやパネルアイコン、コマンドチェインの、カスタムアイコンへの変更にも対応している。
「Vivaldi 6.0」の新機能の1つである「ワークスペース」では、複数のタブをまとめて「ワークスペース」としてグループ化できるようになった。多種多様なタブをまとめて、仮想デスクトップのように切り替えられるため、異なるタブのセットを切り替えることで、ワークフローの容易な管理が可能となっている。
ワークスペースは、Vivaldiメニューアイコンの横、開いているタブの左側に表示され、クリックすると機能の説明と、最初のワークスペースを作成するボタンが表示される。ワークスペースには、タブの横から、またはコンテキストメニューからアクセスでき、コンテキストメニューを利用すると、ワークスペースと中のすべてのタブを開いたり、新しいウィンドウで開いたり、リンクをすべてコピーしたり、すべてのワークスペースを休止させたりすることも可能になる。
ワークスペース内のタブスタックにも対応しており、タブスタックは2段型、アコーディオン、コンパクトの3種類のスタイルが用意されている。
ワークスペース同士は、キーボードショートカットやマウスジェスチャ、コマンドチェインなど多彩な方法で切り替えられ、コンテキストメニューやドラッグ&ドロップでウィンドウパネル内でタブを移動することもできる。ウィンドウパネルでは、ツリー形式でタブが表示されるので、開いているタブの全容をすばやく把握することが可能で、ウィンドウ、ワークスペース、タブスタック間でのタブの移動に対応する。
なお、検索機能を用いたタブの検索や、タブの無効化もできる。
そのほか、「Vivaldi 6.0」では内蔵メーラ機能である「Vivaldiメール」において、コンテキストメニューからメールを移動する方法に加えて、ドラッグ&ドロップによるフォルダ間でのメールの移動に対応した。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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