日立製作所(以下、日立)は、ハイブリッドクラウドソリューションの強化に向け、 AWSと戦略的協業契約を締結した。同契約に基づき、2024年4月から3年間にわたり、顧客企業のシステムモダナイゼーションとクラウド移行の推進を目的として、これまで日立とAWSが協創してきたハイブリッドクラウド向けソリューションの開発の強化に取り組むとともに、AWSの技術的支援のもとこれらのソリューションの展開を加速していく。
日立は、2021年からAWSと共同でソリューション開発に取り組んでおり、2022年には、同社のストレージとAWSのクラウドストレージサービスであるAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)にまたがる共通データ運用管理、ならびに日立のストレージとAWS間の接続パスの冗長化による可用性向上を実現している。
今回の戦略的協業では、生成AIの登場で加速するデータ統合や利活用の顧客ニーズに対応するため、ミッションクリティカルシステムのモダナイゼーションとクラウド移行推進を共同で推進していくことを複数年でめざすものとしている。
同社は、今後もAWSとの連携を強化し、機密性の高いデータも含めたあらゆる企業データをさまざまなクラウドサービスで利用できるハイブリッドクラウド環境を実現することで、顧客のデータドリブン経営を支え、持続的な成長に貢献していくとしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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