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日本の経営幹部、74%がローコードを未来のコーディングの唯一の選択肢であると回答。Mendixの調査で明らかに

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 オランダのMendix Technologyは、日本をはじめとする世界各国の経営幹部およびIT部門の意思決定者2000名を対象に実施した、ローコードに関する調査結果を4月4日に発表した。同調査は、日本、ベネルクス、ドイツ、イギリス、アメリカにて行われている。

 調査結果によれば、ローコードについて日本の回答者の80%が技術チームの生産性を向上させると答えており、76%が開発プロセスを効率化する、77%が製品開発の市場投入までの時間を短縮させる、85%がAIとの組み合わせによって組織のイノベーションが加速する、71%が開発チームが大規模なイノベーションを実現できると回答した。

 また、日本のCOO(46%)とCEO(44%)の両方が、ローコード導入に関する意思決定に深く関与していると答えている。

 あわせて、日本の回答者はローコードを使用することでDX(44%)やワークフローの自動化(38%)、生成AIなどの新たなテクノロジーの統合(36%)を行っていると回答した。

 さらに、回答者の74%は経営幹部が将来のコーディングにおける唯一の選択肢として、ローコードを選定していると答えているほか、日本の回答者の54%がアプリケーションの構築にローコードを使用することで、組織のコスト削減につながると答えており、世界平均の45%を大きく上回っている。

 そのほか、日本の回答者の78%がAIによるコーディングのガバナンスを懸念していると答えており、88%がAIによるコーディングを適切に利用できるようになるには、開発者がより多くのトレーニングを行う必要があると回答した。81%が自社の経営幹部がローコードの可能性を最大限に活用するためには技術スタッフのスキルアップが必要であると理解していると答えており、73%が自社の経営幹部がローコードの可能性を最大限に活用する合同チームを作るためには、非技術系スタッフのスキルアップが必要であると理解していると回答している。

 また、日本の回答者の62%がローコードによってリスクが軽減され、最新の規制に対するコンプライアンスが向上すると答えており、38%がローコードプラットフォームを評価する際の重要な基準として、ガバナンスとセキュリティを挙げた。

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