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話題のあの人にインタビュー!

多彩なオンラインサービスを提供するオフィススイート「Zoho」の背景に迫る

Zohoプロダクトマネージャーに聞く、Zohoシリーズの魅力とは


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ワープロ、表計算、プレゼンテーションを初め、データベース、プロジェクト管理、CRMといった多彩なオンラインサービスを無料で提供している「Zoho」(一部、ビジネスユーザ向けは有料)。今回、ZohoプロダクトマネージャーのHyther Nizam氏に、Zohoの持つ魅力や特長、Zohoを支えるアーキテクチャなどについてお話を伺った。

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 ワープロ、表計算、プレゼンテーションを初め、データベース、プロジェクト管理、CRMといった多彩なオンラインサービスを無料で提供している「Zoho」(一部、ビジネスユーザ向けは有料)。今回、ZohoプロダクトマネージャーのHyther Nizam氏に、Zohoの持つ魅力や特長、Zohoを支えるアーキテクチャなどについてお話を伺った。

Zoho プロダクトマネージャ Hyther Nizam氏
Zoho プロダクトマネージャ Hyther Nizam氏

――Zoho(ゾーホー)とはどんなサービスなんでしょうか?

 Zohoは、我々Adventnet社(以下、アドベントネット)が開発・運営しているオンラインサービスです。1996年の創業から、主に企業向けIT管理製品の販売を行ってきた会社で、現在ネットワーク管理の製品だけでも50以上扱っており、こういった製品開発ノウハウの蓄積があります。これが、Zohoにも生かされています。

 具体的なサービスについては、Webサイト(zoho.com)をご覧いただくと早いかと思います(日本語版はzoho.jp)。このようにZohoは、個人ユーザおよび中小ビジネスユーザ向けの、オンラインオフィスおよびコラボレーションスイートを提供しています。

ZohoのWebサイト(http://zoho.jp)
ZohoのWebサイト(http://zoho.jp)

 提供しているオンラインアプリケーションは、ワープロ、表計算、プレゼンテーション、データベース、CRM、プロジェクト管理など、さまざまです(全20種類、2008年5月現在)。

 開発には総勢250人規模のチームが携わっており、製品ごとに専任の開発者が従事しています。こうした体制により、Zohoサービスは、広さ(Breadth)だけでなく、深さ(Depth)を備えている特長があります。

 Zohoの一番のメリットは、「いつでもどこでも会社の書類にアクセスできること」。共有もできるので、書類やスプレッドシートをメールでやりとりする手間がかかりませんし、インスタントチャットでその場で相談することなども可能です。

――コラボレーションスイートとは、具体的に何を指すのでしょうか?

 コラボレーションスイートが意味するところは、単純に、オンラインで使えるドキュメント作成製品群ということではありません。

 例えば、Microsoft社のWordやExcelで作成する典型的なドキュメントと、Zohoで作成するオンラインの文書やスプレッドシートとの違いは何でしょうか?

 それは、固定電話と携帯電話の違いのようなものです。ここで携帯電話に象徴されるのは、移動性(Mobility)。どこへでも持っていけますし、どこでも通話することができます。

 これと同じように、オンラインのドキュメントは、どこからでもアクセスできます。必要なのはインターネット接続環境とブラウザだけです。通常のドキュメントはデスクトップでしか利用できません。Yahoo! MailやGmail、HotmailなどのEメールも同様です。また、共有や共同作業に便利な機能も併せ持っています。

 ドキュメントをメールに添付してやり取りする必要はありませんし、文書をバージョン管理しつつ、1か所で集中管理することができます。また、リアルタイムのアップデート機能などもあり、他の人が変更した内容を、自分の環境でもリアルタイムに反映しつつ、チャットで打合せを進めるといったことも可能です。

 これは従来の文書作成アプリケーションではできなかったことで、これが、私達が「Work Online」というコンセプトを提示している理由です。

 また、私達はモバイル対応も進めていて、例えば、ZohoはiPhoneをサポートしており、iPhoneからZohoの文書やスプレッドシートを利用することができます。

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この記事の著者

斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)

株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/2483 2008/09/05 11:19

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