「IT勉強会カレンダー」はスゴい。圧倒的な情報量と驚異的な更新頻度。Googleカレンダーという使い勝手のよさ(自分のスケジュールに重ね合わせて調整できる!)。そしてなんといっても素晴らしいのが、草の根「勉強会」を中心としたセレクションだろう。よっぽど丹念にブログやmixiのコミュを見て回らなければ、とてもこれほどは集められないだろうと感嘆するほど充実していてステキ!
と各所で絶賛されまくりの「IT勉強会カレンダー」ですが、これを運営しているのがはなずきんさん。大阪在住の女性。自身のブログのタイトル「インフラ管理者の独り言」にもあるように、端末100台程度の面倒を見る職場で主にヘルプデスクを担当する傍ら、関西を中心に複数の勉強会のスタッフも務める。
いったい如何なる熱意と決意でもって、この素晴らしいカレンダーを日々更新しているのだろうか? と興味津々でいたところ、8月の「Microsoft Tech Ed 2008」で上京された折に、お話をうかがう機会を得た。同じく上京されていた、まっちゃ139勉強会のまっちゃだいふくさんや、IT勉強会カレンダー検索などで知られるはせがわようすけさん、東京からAdmintech.jp勉強会副代表のやまにょんさんという気心の知れた方々を交えての取材となったため、気負いのない、はなずきんさん自身がブログでよく使う表現を借りるなら「ままーり」としたインタビューとなった。
勢い込んで取材に臨んだ記者と編集者はいささか肩透かしをくらった格好になったが、よくよく考えてみればこの“ままーり”とした気負わなさこそが、あのカレンダーを更新し続けられる秘訣なのだろうと感じた次第。ということで、はなずきんさん自身の言葉をできるだけそのままお伝えできるよう、あえて関西弁を生かしたままで編集してみました。IT勉強会カレンダーを見るにつけ、“ままーり”とした余韻にひたってみてください。ちなみに「ままーり」とは「まったり」→「またーり」→「ままーり」の三段活用で、よりまったりと「焦らず行こうよ」的な雰囲気の言葉、とのことである。