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Silverlight 2で作成する業務アプリケーション入門(AD)

Silverlight 2でのデータバインディング

Silverlight 2で作成する業務アプリケーション入門(5)

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データバインディングに使われる代表的なコントロール

 先述しましたが、Silverlightのバインド先には実質的に、ほとんどのコントロールを指定することができます。とはいえ、業務アプリケーションにおいては、頻繁に利用されるコントロールは自ずと限定されてきます。以下に一般的な業務アプリケーションにおいてバインド先としての利用が想定される代表的なコントロールを紹介します。

DataGrid

 DataGridは行と列で表示可能なコントロールで、列の自動生成や表示カスタマイズ機能などを備えています。表形式でデータを扱うことの多い業務アプリケーションにおいて、使い勝手のよいコントロールです。

 DataGridは自動列生成機能を持つため、データをバインドするだけで、自動的にMicrosoft Excelで作成するような表を出力できます。また、表示のカスタマイズ機能を使えば希望するスタイルでデータを表示できます。表示をカスタマイズする場合、各列にはバインド元オブジェクトのプロパティに対応するテキストブロックやチェックボックスを配置することができます。また、行・列ごとのテンプレートを指定することにより、さらに詳細なカスタマイズを行うこともできます。

 本稿ではサンプルで実際にDataGridを使ったデータバインドを扱います。

ListBox

 複数のアイテムを表示するボックスとして用います。テキストや他のコントロールなどを一覧表示し、選択させることもできます。また、テンプレートを指定することによりListBoxの中にStackPanelなどのレイアウトコントロールを配置することもできます。

ComboBox

 前回のサンプルでも扱いました。複数のアイテムを表示するボックスです。プロパティや扱えるオブジェクトの種類などの特性はListBoxとほとんど同じです。ComboBoxの場合、データはボックス内にドロップダウンメニューとして表示されます。

TextBox、TextBlock

 前回のサンプルでも扱った、テキスト表示のための基本的なコントロールです。データバインドにより、テキストの内容やフォントサイズ、フォントカラーなどのスタイルに関するものも含め、さまざまなプロパティにオブジェクトの値を設定することができます。

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サンプル1:DataGridを使った顧客リストの取得

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 土井 毅(ドイ ツヨシ)

WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/3517 2009/01/29 14:00

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