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流行りのクラウドサービスを操ってみよう!Amazon EC2/S3環境構築のすべて

Amazon EC2でWindows環境を構築しよう ~Amazon EC2/S3環境構築のすべて~

第6回

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日本語化したWindows ServerをAMI化する

 最後に、この日本語化したWindows Serverのインスタンスを、いつでも利用できるように、AMI化(仮想OSイメージ化)します。AMI(Amazon Machine Image)については、第4回の記事を参考にしてください。

 まず今までと同じように「AWS Management Console」左サイドメニューの[Instances]をクリックし、インスタンスの一覧画面を表示します。Windows Serverのインスタンスを選択し、上部メニューにある、[Bundle Windows AMI]をクリックします。

図42:インスタンス一覧画面で、Windows Serberのインスタンスを選択し、[Bundle Windows AMI]をクリック
図42

 次に、図43を参考にAMIを保存する「バケット名」と、「AMIの名前(S3でのディレクトリ名)」を入力して、[Bundle]をクリックしま す。なお、バケットについては、事前にAmazon S3に作成しておくようにしましょう。Amazon S3の操作については、第2回の記事を参考にしてください。

図43:AMIを保存する「バケット名」と「AMIの名前」を入力して、[Bundle]をクリック
図43

 図44のようなウインドウが表示され、Bundleが開始されます。[Close]をクリックします。

図44:Bundleが開始される。[Close]をクリック
図44

 AMI化には、しばらく時間がかかります。図45のようにプログレスバーに今の状況が表示されます。

図45:AMI化の進捗がプログレスバーで確認できる
図45
図46:AMI化が終了すると、Statusが「complete」と表示される
図46

 次に、作成したBundleをチェックし、そのOSイメージをAMIとして登録します。図47を参考に、作成したBundleの行を右クリックして、[Register as an AMI]を選択します。

図47:作成したBundleを右クリックし、[Register as an AMI]を選択
図47

 すると、AMIマニフェストのパスが表示されます。確認した上で、[Register]をクリックします。

図48:AMIマニフェストのパスが表示される。確認し[Register]をクリック
図48

  図49のようなウインドウが表示されれば、AMIの登録が完了です。AMIのIDが発行されていることが確認できます。[Close]をクリックしましょう。

図49:AMI登録完了画面。[Close]をクリック
図49

 最後に登録されたAMIを確認してみます。左サイドのメニューより[AMIs]をクリックしてください。上部の「Viewing」のプルダウンから[Owned By Me]を選択すると、自分がレジストしたAMIが表示されます。図50のように、先ほど作成したAMIが確認できると思います。PlatformもWindowsと表示されているはずです。

図50:左サイドメニュー[AMIs]をクリック後、「Viewing」のプルダウンから[Owned By Me]を選択。AMIが表示される
図50

 このAMIをインスタンスとして起動する場合は、この画面でAMIにチェックを入れ、上部の[Launch]ボタンをクリックすれば、起動可能です。

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Windows Server(インスタンス)を停止する方法

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この記事の著者

並河 祐貴(ナミカワ ユウキ)

TIS株式会社 / 社内ベンチャーカンパニー「SonicGarden」所属。オブジェクト指向開発、開発環境・ツール整備に従事した後、近年はRuby on Railsを中心としたオープンソース系ミドルウエアの検証 / 導入や、X...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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