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Windows Azureクラウドサービス運用の実際

Windows Azureで作成するアプリケーションの基礎(2)

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2009/07/17 14:00

 この連載ではWindows Azureを使ったアプリケーション作成の基礎について扱います。前回の記事では、Windows Azureのアプリケーションを作成しローカルで実行するところまで扱いました。今回は、作成したアプリケーションを実際にクラウド上に配置して運用する方法を扱います。

目次

対象読者

  • Windows Azureに初めて触れる方
  • Visual Studio 2008利用者

Windows Azureアプリケーションをクラウド上で運用する準備

 前回の記事では、Windows Azureのアプリケーションを作成しローカルで実行するところまで扱いました。今回は、作成したアプリケーションを実際にクラウド上に配置して運用する方法を扱います。

Windows Azure アカウントを取得する

 作成したアプリケーションをクラウド上で運用するためにまず、Windows Azureのアカウントを取得しなければなりません。

 「Azure Services Platform デベロッパーセンター」のWebページで、アカウントの取得やドキュメントの入手、ビデオの視聴などが行えます。

 アカウントを新規に取得する際には上記サイトにアクセスし、[Azure Services Platform のテクノロジ]-[Windows Azure]-[Windows Azureに登録する]のリンク、「新しいアカウントを登録する」をクリックします。

 以下の画面が表示されます。

サインイン画面
サインイン画面

 Windows Azureのアカウント取得にはWindows Live IDが必要です。既に持っている場合はメールアドレスとパスワードを入力し、[サインイン]ボタンをクリックしてください。持っていない場合は[今すぐサインアップする]ボタンをクリックして、Windows Live IDアカウントを取得したうえで改めて本画面からサインインしてください。 サインイン後、「登録」画面に進みます。

登録画面
登録画面

 姓、名、メールアドレスなど必須事項を入力します。登録したメールアドレスに後ほどアカウントを有効にするための「トークン」と呼ばれる招待コードが送付されます。筆者の環境では、ここでログインしているWindows Live IDのメールアドレスを入力したところ、招待コードが届かないケースがありました。もし、一定期間経過しても招待コードが届かない場合は別のメールアドレスで再登録してみてください。

 入力完了後[次へ]ボタンをクリックしましょう。

 「電子メール アドレスの所有者の確認」画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。クリック後しばらく経つと先ほど入力したメールアドレスに[確認の電子メール]という件名のメールが届きます。メール本文内の確認用リンクをクリックして、所有者確認を済ませてください。所有者確認終了後「登録情報の入力」画面に移ります。

登録情報の入力画面
登録情報の入力画面

 [続行]ボタンをクリックします。

 続いて表示される「使用条件」画面で規約を読んだ上で[同意する]ボタンをクリックしましょう。続いて「Connectへようこそ」画面に進みます。

Connectへようこそ画面
Connectへようこそ画面

 任意のハンドル名を入力し、[続行]ボタンをクリックしてください。以上で特に問題なければユーザー登録が成功します。

登録成功時に表示される画面
登録成功時に表示される画面

 以上でWindows Azureのユーザー登録は完了しました。ただし、ユーザー登録からトークンの到着まではしばらく時間がかかります。筆者の場合はアカウント作成からトークンの受け取りまで6日ほど必要でした。実際にクラウド上でアプリケーションを運用するのはトークンの受け取り後となります。

 ユーザー登録が完了したので早速Windows Azureのポータルにアクセスしましょう。先ほど利用した「Azure Services Platform デベロッパー センター」に戻ります。

 [Azure Services Platform のテクノロジ]-[Windows Azure]-[Windows Azure に登録する]の、[既存のアカウントでサインインする(英語)]のリンクをクリックしてください。「Azure Services Developer Portal」の「New Account」画面に進みます。

NewAccount画面
NewAccount画面

 ニュース購読の可否をチェックし、[Country]と[Language]を指定して[I Agree]ボタンをクリックします。以下の画面に進みます。

アカウント作成成功の画面
アカウント作成成功の画面

 [Continue]ボタンをクリックしましょう。 続いて「Redeem your invitation token」画面が表示されます。ここで前述のトークンを入力してアカウントを有効にする必要があります。まだ、トークンを入手していない場合[Cancel]ボタンをクリックします。以下の画面に進みます。

Azure Services Developer Portal
 Azure Services Developer Portal

 Azure Services Developer Portalのサマリー画面です。作成したアカウントのスタートページになります。プロジェクトの作成や管理、確認などはこの画面から行います。トークンを入力していない場合はプロジェクトを作成することはできません。

 さて、後ほどトークンが届いたら、この画面から[Account]タブをクリックして、アカウント管理画面に進みます。

アカウント管理画面
アカウント管理画面

 [Tokens]-[Manage My Tokens]のリンクをクリックしてトークンの入力画面に進みます。

トークンの入力画面
トークンの入力画面

 「Resource Token ID」欄に送付されてきたトークンを入力し[Claim Token]ボタンをクリックします。正しいトークンを入力すれば、Windows Azureのアカウントは有効になり、実際にプロジェクトを作成したり、アプリケーションをクラウド上に配置し運用したりすることができるようになります。

 以上で運用の準備段階であるアカウントの取得は完了です。


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著者プロフィール

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XMLD...

  • WINGSプロジェクト 土井 毅(ドイ ツヨシ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2017年5月時点での登録メンバは52名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂き...

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