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Microsoft Robotics Developer Studio 2008 入門

Robotics Developer Studioでサービスプログラミング

Microsoft Robotics Developer Studio 2008 入門(4)

自作サービスをVPLで使ってみる

 次は状態を表示するサービスの作成(サンプルプログラム:DSS Service2)と作成したサービスのVPLでの利用方法(サンプルプログラム:RDS_04_VPL_Sample1.mvpl)を説明します。

 DSSService1での手順1を参考に「DSSService2」という新規プロジェクトを作成してください。

 そして、DSSService2Types.csのDSSService2Stateクラスを次のように修正してください。

[手順1]プロパティの設定

 ここではロボットのモーターに与える値としてSetDrivePowerというプロパティを設定することを仮定しています(リスト10)。

[リスト10]DSSService2Stateにプロパティを追加
/// <summary>
/// DSSService2 state
/// </summary>
[DataContract]
public class DSSService2State
{
    [DataMember]
    public double SetDrivePower{get; set;}
}

[手順2]プロパティの初期化

 次に、DSSService2.csのコンストラクタでプロパティを初期化します(リスト11)。

[リスト11]プロパティの初期化
/// <summary>
/// Service constructor
/// </summary>
public DSSService2Service(DsspServiceCreationPort creationPort)
: base(creationPort)
{
    _state.SetDrivePower = 0.0;
}

[手順3]サービスのビルド

 [ビルド]-[ソリューションのビルド]を実行し、ビルドが正常終了したことを確認します。

[手順4]VPLを起動し、サービス(DSSService2)を配置する

 なお、VPLの詳細な使い方は第2回を参考にしてください。

 左側の「Service」欄からDSSService2とlogを中央のダイアグラム領域にドラックアンドドロップして両者を接続します(図10)。

図10 DSSService1とlogを配置する
図10 DSSService1とlogを配置する

[手順5]Connectionダイアログを設定する

 Connectionsダイアログが表示されるので、From:側では状態が正常に取得された場合のGetSuccessをTo:側では状態の情報を表示させるためにLogoInfoを指定して[OK]ボタンを押します(図11)。

図11 LogoInfoを指定する
図11 LogoInfoを指定する

[手順6]DataConnectionsダイアログを設定する

 次にDataConnectionsダイアログのValueで、手順1、2で設定したSetDrivePowerを指定します(図12)。

図12 SetDrivePowerを指定する
図12 SetDrivePowerを指定する

[手順7]作成したVPL図を実行する

 メニューのRunからStartを選択すると、初回実行時のみ「名前をつけて保存」ダイアログが表示されるので、適当な場所に保存してください。DSSランタイムが実行され[Run]ダイアログに手順2で初期化したプロパティの値(0)が表示されていることを確認してください(図13)。

図13 VPLを実行
図13 VPLを実行

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト asa(asa)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

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