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続 Struts 2入門

Struts 2で手軽にJSONレスポンスを扱う「Struts 2 JSONプラグイン」

続・Struts2入門(9)

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 では次にActionクラスを見てみましょう。Actionクラスのコードは変わりませんが、JSONプラグインの設定であるアノテーションの部分に1つパラメータを追加します。

[リスト4]JSONプラグインを利用したJSONPレスポンスを返すActionクラス
@Namespace("/json")
// パッケージ継承はjson-default
@ParentPackage("json-default")

// Actionクラスの結果。callbackParameterを指定するだけでJSONP形式になる。
@Results({
  @Result(name="success" , type="json" ,
          params={"root","resultList" ,
                  "ignoreHierarchy","true",
                  "callbackParameter","callback"}),
})
public class JSONPCallBackAction extends ActionSupport {
  @Action(value="jsnoplist")
  public String execute() throws Exception {
      resultList = new ArrayList<String>();
      resultList.add("群馬");
      …(中略)…
      resultList.add("長野");

      return "success";
  }
  …(中略)…
}

 追加する点は1か所、@Resultのparams内にて指定している"callbackParameter"、"callback"のみです。先ほどのJSPの例にて特に指定はしていませんが、JSONPの結果を受け取った後に動くJavaScriptの関数名としてcallbackが指定されることで自動的に実行されます。HTMLやJSPなどの画面側で関数名を指定していない場合は、callbackParameterにcallbackを指定するだけです。このように、Actionクラス側で大きな変更をすることなく、JSONPも扱うことができます。

まとめ

 今回は簡単な入力画面を通して、JSONプラグインの機能を紹介しました。次回は今まで紹介したプラグイン以外のもので利用価値が高いと思われるものをまとめて紹介します。

参考資料

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 東 浩二(アズマ コウジ)

WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/5563 2010/12/01 14:00

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