本稿はデータベースソフトウェア「SQL Anywhere」およびデータベース全般に関する英語ドキュメントを翻訳する形で提供しています。図など、部分的に英語のままになっていますが、製品のSQL Anywhere自体は完全に日本語化されていますのでご安心ください。
昨年11月初旬のIBMトロントCAS会議で個人的に知ったのですが、Frank Tompaが2010年のACM特別研究員に選出されたそうです。ACMはこのところ受賞者を公表しているので、この場を借りてFrankにお祝いの言葉を贈ろうと思います。受賞理由は、
テキスト中心の半構造化データの管理に功績があったため。
とのことです。
その他にも、私が知っている2人のデータベース研究者が今年選出されました。その2人とは、カーネギーメロン大学のChristos Faloutsosとチューリッヒ工科大学のDonald Kossmannです。
ACM会長であるAlain Chesnaisの受賞者発表の言葉の一部を以下に示します。
受賞者の方々はテクノロジを進歩させ、コンピュータ社会に貢献しました。これらの進歩および貢献は、21世紀の変動する需要を満たすものです。問題を注意深く考え、創造的に解決する彼らの能力は、国際規模での飛躍的な進歩を可能にします。今年の特別研究員の選出結果には、社会全体の生活の質を向上させる、コンピュータ技術の最高の成果が国際的に広まったことが反映されています。
私個人から見ても、Frankは素晴らしい博士課程指導教官で、2005年にウォータールー大学から大学院生指導者賞(2005年)を受けたのも当然だと思います。
心からおめでとう、Frank!