OSバージョンの選択
本連載では、今後システムを導入する環境を対象とするため、「Windows Server 2008」、「Windows Server 2008 R2」を選択します。
その理由としては、2011年5月現在のWindows Server のサポート期限を確認(※2)してみたところ、「表3 Windows Server のサポート期限」のようになります。
| OSバージョン | メインストリーム | 延長 |
| Windows NT 4.0 | 2002年12月31日 | 2004年12月31日 |
| Windows 2000 Server | 2005年6月30日 | 2010年7月13日 |
| Windows Server 2003 SP2 | 2010年7月13日 | 2015年7月14日 |
| Windows Server 2003 R2 SP2 | 2010年7月13日 | 2015年7月14日 |
| Windows Server 2008 SP2 | 2013年7月9日 | 2018年7月10日 |
| Windows Server 2008 R2 SP1 | 2013年7月9日 | 2018年7月10日 |
その他のWindows Serverにおけるライフサイクルを知りたい場合は、マイクロソフトサポートライフサイクル検索を参照してください。
上記からも分かる通り、今後導入するシステムでは、Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2の採用を前提に検討することになります。
また、Windows Server 2008 R2以降のOSでは、32ビットOSは提供されずに64ビットOSのみとなりました。セキュリティ関連製品、バックアップ製品、ドライバーも64ビットに対応しているものもそろってきているため、新しく構築する製品については、64ビットを採用することが将来的な移行も検討した場合に良いと考えられます。
なお、本連載では、一般的に利用されるStandard とEnterpriseのエディションを対象とし、それ以外のエディションに触れる場合は必要に応じて紹介していきます。
Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2のシステムを導入するにあたっての、マイクロソフト社の推奨要件を、「表4 Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2のシステム要件」に示します。
| 項目 | Windows Server 2008 | Windows Server 2008 R2 | ||
| Standard | Enterprise | Standard | Enterprise | |
| CPU |
最少:1.4GHz(x64プロセッサ)以上のIntel、AMDファミリーCPU 推奨:2GHz以上 |
最少:1.4GHz(x64プロセッサ)以上のIntel、AMDファミリーCPU 推奨:2GHz以上 |
最少:1.4GHz(シングルプロセッサ)または、1.3GHz(デュアルプロセッサ)以上のx64プロセッサ 推奨:2GHz以上 |
最少:1.4GHz(シングルプロセッサ)または、1.3GHz(デュアルプロセッサ)以上のx64プロセッサ 推奨:2GHz以上 |
|
最大プロセッサ数 (ソケット数) |
4 | 8 | 4 | 8 |
|
最大プロセッサ数 (論理プロセッサ数) |
32ビット:32 64ビット:64 |
32ビット:32 64ビット:64 |
256 | 256 |
| メモリ |
推奨:2GB以上 最大: 32ビット/4GB 64ビット/32GB |
推奨:2GB以上 最大: 32ビット/64GB 64ビット/1TB |
推奨:2GB以上 最大:32GB |
推奨:2GB以上 最大:2TB |
| ハードディスクの空き容量 ※5 |
40GB以上(完全インストール) 10GB以上(サーバコア) |
40GB以上(完全インストール) 10GB以上(サーバコア) |
40GB以上(完全インストール) 10GB以上(サーバコア) |
40GB以上(完全インストール) 10GB以上(サーバコア) |
RAMが16GB以上の場合は、既定で作成されるページファイルのサイズも大きくなるためディスクの空き容量について検討する必要があります。
