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WebARENA15周年目の節目に用途特化型の新サービス
「WebARENA メールホスティング」登場

~現場エンジニア発の逆転の発想とは?~

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時代のニーズを確実に取り込み成長した「WebARENA」

 NTTPCが「WebARENA」の提供を開始したのは1997年のこと。当時は米国型データセンターの日本上陸や情報通信事業の規制緩和によって、続々と新興ホスティング事業者が市場に参入し、競争が一気に激化した時期でした。NTTPCでは、インターネット接続サービス「InfoSphere」のバックボーンのコアセグメントに隣接したデータセンターを開設し、このインフラをベースにISPに対してネットワークやサーバーなどの設備を提供するサービスとして「WebARENA」を開始したといいます。

 当時はインターネットが企業、個人ともに急激に普及が進んだ時期でもあり、「インターネットビジネスのための場所を借りたい」というニーズも高まっていたのです。そのため「バックボーンを利用するお客様がストレスなくWebブラウジングできること」「コンテンツホルダーやインフォメーションプロバイダがインターネットにより高速で安定した情報発信を行えること」をコンセプトとしていました。「WebARENA」というネーミングには、大きなコンサートホールのようにハイクオリティな情報配信環境を提供するという意味が込められていたのです。当初から、データセンターのリソースをリモートから月額料金で利用するというリソース提供型のサービスを実施していました。

 サービス開始当初は、ハウジングサービスの「Gold」、専用サーバーサービスの「Silver」、サブドメイン利用の「Bronze」というラインアップでしたが、1999年にメニューを「Suite」「Symphony」へ一新、特に共用型ホスティングサービスにメール用ディスクスペースを標準で搭載する「Suite」は25MBで月額3000円という価格と相まってユーザを一気に拡大しました。

 2001年には専用サーバーによるホスティングサービス「Solo」、2003年にはシステムを刷新した「Suite2」、2005年には仮想サーバーの先駆けとなる「SuitePRO」、2007年には完全な仮想化を実現した「SuitePRO V2」を提供し、2008年にサーバー設定をコントロールパネルから行える「SuiteX」を提供しました。現在はラインアップにroot権限付き仮想専用サーバー「SuitePRO V3」も加わっています。

 1990年代後半のドットコムブーム、2000年以降のブロードバンドおよび常時接続の普及、2005年以降のサイバー攻撃の増加と複数施行されたセキュリティ要件、仮想化技術、2010年以降のクラウドブームと、その時代のニーズを確実に取り込んできたことが「WebARENA」の歴史であり特長であるといえるでしょう。

サービス登場記念のお得なキャンペーンを実施

 「WebARENA メールホスティング」はサービスリリースを記念してお得なキャンペーンを実施します。このキャンペーンは、6月28日までにお申し込みいただき、お申し込み時のアンケートに回答したユーザーが対象となります。

 月払い契約で初期料金と月額基本料金が最大3か月無料、年一括払い契約なら、初期料金無料で1年分の料金で最大15か月利用できます。詳しくはキャンペーン詳細を参照してください。

 15周年を迎えて新たなスタートを切ったNTTPCの「WebARENA」。今後も期待できそうです。

4月からVPSサービスの低価格プランも提供開始

 現在、仮想専用サーバー(VPS)ホスティングサービスとして「WebARENA SuitePRO V3」が提供されていますが、より手軽に使いやすいプランとして「WebARENA VPS エントリー」が4月12日から追加されることが発表されました。ハードディスク容量10GB、メモリ2GBで、従来のプランと同様のスペックのVPSを使える新メニューです(オンラインでハイスペック版のSuitePRO V3へのアップグレードも可能)。価格は月額1450円(税込み)から。詳しくはサービス紹介ページを参照してください。

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この記事の著者

吉澤 亨史(ヨシザワ コウジ)

元自動車整備士。整備工場やガソリンスタンド所長などを経て、1996年にフリーランスライターとして独立。以後、雑誌やWebを中心に執筆活動を行う。パソコン、周辺機器、ソフトウェア、携帯電話、セキュリティ、エンタープライズ系など幅広い分野に対応。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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