データベース設計の煩雑な作業を自動化する「ERMaster」
目指せ、定時退社! スマートなエンジニアのためのお役立ちツール(1)
ER図を画像形式で出力する
システム設計書などにER図を貼り付ける場合は、画像形式で出力すると便利です。ER図上で右クリックして、[エクスポート]‐[画像]を選択すると、ER図の画像データが自動生成されます。
その他の機能
ERMasterには、このほかにもさまざまな便利な機能が揃っています。
テストデータ作成
単体テストや連結テストを行うときに使用するテストデータを作成できます。
表計算ソフトのようなユーザインターフェースで、テスト項目作成という煩雑な作業も、簡単に行うことができます。また、繰り返し条件を設定して、複数のテストデータを自動作成する機能もあります。
テストデータは、SQL文またはXML形式で出力できます。
リバースエンジニアリング機能
作成したER図からデータベースへテーブルを作るだけでなく、既存のデータベースのテーブル情報から、ER図を作成する(リバースエンジニアリング)機能があります。
例えば、業務システムの機能追加などの開発を行う際、データベース設計書が更新されていないため、既存の環境がどのようになっているか分からずに困ることもあるでしょう。そのようなときは、データベースからのインポート機能を使用してください。データベース構成の全体像を把握することができるER図が、自動で生成されます。
翻訳管理機能
データベースからのインポートを行う際に、物理名を論理名に自動変換することができます。
あらかじめ、CSV形式の辞書ファイルを用意して、その中に翻訳した単語を登録しておくことで、既存のデータベースの構成から、そのまま顧客に説明できる分かりやすいER図を作ることが可能です。
おわりに
Eclipseプラグインである「ERMaster」を使用すると、次のことが短時間で効率よく行えるようになります。
- グラフィカルなER図の作成
- ER図からデータベースへのテーブル自動生成
- ER図やデータベースの定義書をさまざまなフォーマットで出力
また、ご紹介したもの以外にも、データベースの設計/開発を支援する便利な機能があります。例えば、顧客の要望に合わせて設計書のテンプレートを作成する機能や、ER図に補足のコメントや画像を挿入する機能です。短期間で品質の高いシステムを効率よく開発するために、「ERMaster」を使ってみてはいかがでしょうか?
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山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)
静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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WINGSプロジェクト 阿佐 志保(アサ シホ)
<WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書、記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook
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