NuGet経由のプレビュー利用
Windows Azure Management Libraries for .NETは、現在NuGet経由で利用可能です。これはまだプレビュー形式のため、パッケージを取得するためには-IncludePrereleaseスイッチを追加する必要があります。以下のPackage Manager Consoleスクリーンショットは、Windows Azure Assetを管理するためのライブラリセットをすべて取得する方法を示しています。
VSソリューションエクスプローラで右クリックして、Manage NuGet Packagesコンテキストメニューコマンドを使用すると、.NETプロジェクトにインストールすることもできます。“Include Prerelease”ドロップダウンを選択して、それらを表示されるようにすれば、特定のシナリオに必要な管理ライブラリをインストールできます。
オープンソースライセンス
新しいWindows Azure Management Libraries for .NETにより、仮想マシン、クラウドサービス、Strageアカウント、Webサイトなど、どれに対するものかに関わらず、Windows Azureでの管理操作を自動化するのが非常に簡単になります。
他のWindows Azure SDKと同様に、オープンソース(Apache 2)ライセンスの下でソースコードをリリースしており、もし貢献していただける場合は、https://github.com/WindowsAzure/azure-sdk-for-net/tree/master/librariesでホストされています。
PowerShellの機能強化と新しいScript Center
Windows Azure PowerShell 0.7.0(別でダウンロードが必要)も出荷しました。
ここからすべての変更ログをご確認いただけます。
以下は、そのいくつかの改善点になります。
- Windows Azure Active Directory認証サポート
- Script Centerでは、Windows Azure上で一般タスクを自動化するサンプルスクリプトを数多く提供
- Media ServicesとSQL Databaseの新しいコマンドレット
Script Center
Windows Azureでは、PowerShellを使用して多くのタスクをスクリプト化、また自動化できます。
一般的なシナリオのサンプルがあれば、それらを使用して習得、微調整、カスタマイズなどができるので、もっと用意してほしいとの依頼がよくあります。
これを考慮し、Windows Azureに対して新しくScript Centerが導入でき、非常にうれしく思います。
はじめにの記事で、Windows Azureとのスクリプト化を行う方法がご確認いただけます。そして、インフラ、データ管理、Webなど、さまざまなソリューションに対するサンプルスクリプトをたくさん見つけていただけるかと思います。
サンプルスクリプトはすべて、Windows Azure Script CenterからリンクされているTechNetでホストされています。
各スクリプトには、優れたコードコメント、詳細な説明、使用例がついています。
まとめ
Visual Studio 2013およびWindows Azure SDK 2.2により、リッチなクラウドアプリケーションの開発がこれまで以上に簡単に開始できるようになりました。
開発者を支えるためのWindows Azure Developer Centerの増え続ける.NET開発者リソースとともに、今回のWindows Azure SDK 2.2リリースにより、開発体験がより楽しくかつ効率的になると思います。
もしまだWindows Azureアカウントをお持ちでなければ、無償トライアルにサインアップして、上記機能をすぐにお試しいただけます。アプリの構築方法などの詳細は、Windows Azure Developer Centerで確認してください。
Hope this helps,
Scott
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