本連載では、さくらインターネット研究所が独自に調査研究を行った3~5年先に必要とされる新技術とその在り方についてご紹介いたします。「明日にでも、すぐ実用!」という技術ではなく、少し先の未来の技術について情報共有致しますので、タイトルを「明後日の~」としています。今回は前回の『IoT時代に知っておくべきテクノロジーと課題』でご紹介しましたMQTT(MQ Telemetry Transport)について詳しく見ていきましょう。
IoT時代に知っておくべきテクノロジー
前回のおさらいを兼ねて、IoT(Internet of Things)を取り巻く環境について見ていきましょう。IoTは「500億台がつながる未来!」と壮大なビジョンが描かれているため、あらゆる産業で注目を集めています。しかし各産業にはすでにマーケットを持つ企業がいて参入障壁も存在しているのも事実です(図1)。
そしてIoT(Intenet of Things)はインターネットを経由してデバイス(モノ)がつながっていく世界です。そこではセンサデバイスからの情報収集や一斉同報通知など安全に通信するためのプロトコルが必要です。ここでセキュリティを考慮して「ユーザ認証」と「通信の暗号化」を実現できるプロトコルは、HTTPSとMQTTが現在有効な技術として残ってきます。
ここでは普段なじみのないMQTT(MQ Telemetry Transport)のプロトコル詳細について見ていきましょう。
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松本 直人(マツモト ナオト)
1996年より特別第二種通信事業者のエンジニアとしてインターネット網整備に従事。その後システム・コンサルタント,ビジネス・コンサルタントを経て2010年より,さくらインターネット株式会社 / さくらインターネット 研究所 上級研究員。(2016年より一時退任)研究テーマはネットワーク仮想化など。3~5年先に必要とされる技術研究に取り組み、世の中に情報共有することを活動基本としている。著書: 『モノのインターネットのコトハジメ』,『角川インターネット講座 ~ビッグデータを開拓せよ~』など多数。情報処理学会 インターネットと運用技術研究会 幹事
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