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現役エンジニア直伝! 「現場」で使えるコンポーネント活用術(Forguncy)

日本の帳票文化のWeb化に真正面から取り組んだらこうなった~Excel方眼紙イメージのWebアプリ作成ツール「Forguncy」

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ForguncyテーブルからForguncyページを作成

 テーブルが生成できたならば、同じExcelシートからページを作成すれば……と思いましたが、テーブルからページを生成というそのものずばりなものがありましたので、まずはそちらを使ってみましょう。

(1)テーブル指定

 [作成]-[テーブルからページを生成]メニューを選択して、変換したいテーブルを指定します。

図11 テーブル指定
図11 テーブル指定

 ここでは[一覧ページ]のみをチェックして[OK]ボタンをクリックします。

(2)ページの確認

 自動生成された一覧ページを確認してみましょう。

図12 Forguncyページの確認
図12 Forguncyページの確認
(3)列の変更

 自動生成された一覧ページでは、行削除フィールドがあるのでそこを計算フィールドに変更します。

図13 列の変更
図13 列の変更

 計算方法の指定をしていくときの「=」を入力後、列をクリックしつつ数式を完成する感覚はまさにExcelそのものの操作感であり、完成度の高さがうかがえます。

Forguncyアプリの実行

 テーブルとページが揃ったら実行して、Webブラウザでの表示を確認してみましょう。

図14 Forguncyアプリの実行
図14 Forguncyアプリの実行

 元のExcelシートからテーブル化して微調整などを経てここに至るまで、ほぼExcelと同等の操作感で操作してきましたし、そもそもWebアプリ的な設定も知識も使うことなく無事にWebアプリが完成しました。あとは、これをForguncyサーバーが動いているところに発行してあげれば当初の目的は完成してしまいます。

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この記事の著者

初音玲(ハツネアキラ)

 国内SIerのSEでパッケージ製品開発を主に行っており、最近は、空間認識や音声認識などを応用した製品を手掛けています。 個人的には、仕事の内容をさらに拡張したHoloLensなどのMRを中心に活動しています。 Microsoft MVP for Windows Development ブログ:http://hatsune.hatenablog.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/8306 2014/11/28 18:20

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