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速習 Unity 2Dゲーム開発

速習 Unity 2Dゲーム開発
~第9回 ターゲットキャラクターの表示(前編)

速習 Unity 2Dゲーム開発 第9回

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 前回はゲームの動作で気になる点をいくつか修正しました。キャラクターの表示、左右の移動、ジャンプなどのプレイヤーが操作するキャラクターの基本的な動作が可能になりました。本記事で作成するゲームはプレイヤーキャラクターを操作して、逃げ出したハムスター(ターゲット)を時間内に捕まえるというシンプルなゲームとします。今回は、ターゲットとなるハムスターを表示する処理を実装します。

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本記事の環境

 本記事は以下の環境で開発を進めております。

  • 開発OS:Windows OS(UnityはMac OSでも同様に開発可能)
  • Unity:4.6
  • 開発言語:C#
  • IDE:Visual Studio 2013 + Visual Studio Tools for Unity(標準のMono Developでも可)

 OSについてはWindowsを利用しますが、Macでも同様に開発可能です。IDEにVisual Studioを利用しますが、標準のMonoDevelopでもコードは変わりません。

 サンプルプログラムは本記事開始時(第8回終了直後)のプロジェクトが「project_009_start.unitypackage」、終了時点のプロジェクトが「project_009_end.unitypackage」となります。

記事開始時点の状態にする

 本記事の開始時点の状態から開発を開始する方法を紹介します。

project_009_start.unitypackageのダウンロード

 project_009_start.unitypackageをダブルクリックすることで、既存のプロジェクトにproject_009_start.unitypackageが読み込まれます。

 新規プロジェクトで開始する場合は、新しいプロジェクトを作成したのち、上部メニューの「Assets」→「Import Package」→「Custom Package」でproject_009_start.unitypackageを読み込んでください(プロジェクトは2Dで作成してください)。

 IDEにVisual Studioを利用しない場合はImport時にUnityVSのチェックを外してください。

 以上で本記事開始時の状態のプロジェクトが開かれます。

今回作成するサンプルを実行する

 今回作成する内容を実行すると以下のようになります。コードを書き始める前にゴールを確認しておくと理解しやすくなると思います。

 サンプルでは床の上を移動するハムスターを確認できます。ただし、キャラクターが床の端に行くと透明な何かに引っかかるなど、完成版ではありません。

Visual Studio Communityについて

 これまで無償で利用できたVisual Studio Expressエディションではアドオンのインストールができなかったため、Visual Studio Tools for Unityを利用することができませんでしたが、2014年11月に公開されたVisual Studio Communityエディションでは有償のVisual Studio Professional相当の機能が利用可能となり、Visual Studio Tools for Unityも利用可能になりました。

 Unity開発においても、ぜひVisual Studio Tools for Unityの利用を検討してみください。

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この記事の著者

西村 誠(ニシムラ マコト)

 Microsoft MVP Windows Platform Development。 Flash、PHPの開発経験もあり国産ECサイト構築フレームワーク「EC-CUBE」の公式エバンジェリストでもある。 ブログ:眠るシーラカンスと水底のプログラマー 著書:基礎から学ぶ Windowsストアアプリ開発

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/8395 2015/01/19 14:00

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