Docker Kitematicの動作確認
インストールが終わりましたので、Kitematicの動作確認をします。
Docker Hubへのユーザ登録
Kitematicを使うためには、「Docker Hub」にユーザ登録をする必要があります。Docker Hubは、さまざまなアプリケーションの実行環境のひな形(Dockerイメージと呼びます)を管理するDocker公式のリポジトリサービスです。
Docker HubにはさまざまなDockerイメージが公開されていて、開発用パソコンだけでなく、物理サーバにも、仮想サーバにも、クラウドにも、Dockerが動作する環境であればどこにでもアプリケーション実行環境をダウンロードできます。
Docker Hubの公式サイトは次のとおりです。
Docker Hubを利用するためにはユーザ登録が必要です。ユーザ登録は無料で、だれでもアカウントを作成できます。アカウント登録に必要な情報は、ユーザ名/パスワード/Eメールアドレスの3つで、登録を行うと指定したEメールアドレスに、アドレス認証メールが届きます。届いたメールの本文にあるリンクをクリックすると登録が完了します。
Docker Kitematicの起動
次に、Docker Kitematicを起動します。デスクトップの「Kitematic (Alpha)」アイコンをクリックしてください。
Kitematicを起動すると、Windos上で仮想マシンが起動し、VirtualBox上にLinuxサーバが構築されます。
DockerHubへのログイン画面が表示されますので、DockerHubに登録したアカウント名とパスワードを入力し、[LOG IN]ボタンをクリックします。
ログインに成功すると、Docker Hubで公開しているDokcerイメージがパネルで表示されます。このDockerイメージには、アプリケーションを動作させるために必要なOSの設定やミドルウエアのインストールがすべて行われています。
ここで、動作確認のため、オープンソースのWebアプリケーションサーバであるNginxをベースにしたイメージ「hello-world-nginx」を選択し、[CREATE]ボタンをクリックします。
選択したイメージがDocker Hubから自動でパソコンにダウンロードされます。ダウンロードが完了すると、次のようなGUI画面が表示されます。
Dockerでは、イメージをもとにして起動したサーバのことをDockerでは「コンテナ」と呼びます。
コンテナを操作するときはGUIの次のボタンをクリックします。
- [STOP] コンテナの停止
- [RESTART] コンテナ再起動
- [EXEC] コンテナ起動
作成したWebコンテンツをサーバ上に配置したいときは、[VOLUMES]をクリックします。
ボリュームを有効にするかどうかのダイアログが表示されますので、[Enable Volumes]をクリックします。
Webコンテンツは、パソコン上の以下のフォルダに格納します。この場所に、任意のHTMLコンテンツを配置してください。
C:\Users\<ユーザ名>\Documents\Kitematic\hello-world-nginx
Webブラウザで確認したいときは、[WEB PREVIEW]ボタンをクリックします。
通常であれば、Webアプリケーションを開発するときは、エディタやIDEなどの開発環境のインストールに加えて、NgnixやApache Httpd ServerなどのWebサーバやMySQLなどデータベースサーバなどもインストールしないといけませんが、Dockerを導入すると、サーバ機能があらかじめセットアップされたDockerイメージをダウンロードするだけで開発を進めることができます。
