Raspberry Piの組み立て
Raspberry PiでGPIOを使ったプログラミングをするために、まずはRaspberry PiにOSをセットアップします。
パーツの準備
Raspberry Piを動作させるためには、次のものを用意します。PaspberryPiは、パソコンのハードディスクに相当する外部記憶装置を持ちません。OSは作業用のパソコンを使ってmicroSDカードにインストールします。
Raspberry Pi 2 Model B
Raspberry Pi本体は、秋葉原の秋月電子通商など電子パーツを扱うショップで購入できます。またAmazon.co.jpやRSコンポーネンツなどのネットショップでも購入できます。価格は約5400円です。
Raspberry Pi 2本体は、基盤のみでケースが含まれません。精密機械ですのでほこりなどの対策のためケースを購入しておくのをお勧めします。その際、Raspberry Piはモデルによって形状が異なりますので、「Raspberry Pi 2 Model B」に対応したケースを選ぶようにしてください。ケースを空き箱やレゴブロックなどで自作するのも面白いです。
microSDカード
Raspberry PiのOSイメージをインストールするためのものです。パソコンでいうところのハードディスクやSSDのかわりです。筆者は、SanDisk microSDHC Class10 8GBを使いました。容量は4GB以上のものを選んでください。なお、動作するmicroSDカードの一覧が以下のページにありますので、手持ちのmicroSDカードをチェックしておくとよいでしょう。
USBケーブル&電源アダプタ
Raspberry Piの電源はスマートフォンやタブレットの充電器が利用できます。出力が1A(1000mA)以上のものを選んでください。パソコンのUSB出力は0.5A(500mA)しかありませんので、お勧めできません。筆者は、iPhoneの充電コンセントを利用しています。
USB 無線LANアダプタ
Raspberry Piを無線LANでネットワークに接続するためアダプタです。筆者は、BUFFALO WLI-UC-GNMを使用しています。
ディスプレイ/キーボード/マウス
HDMI接続ができるディスプレイとUSB接続のキーボード/マウスを用意します。ディスプレイは、HDMI接続ができるテレビを使うこともできます。
これが、Raspberry Piを動かすために必要な基本パーツです。ネットワークの初期設定が完了したら、リモート接続ができますのでディスプレイ/キーボード/マウスは不要です。
なお、センサープログラミングに必要な電子部品のパーツは、別途説明します。