ホスト名の設定
次にRaspberry Piにホスト名を設定します。 [8 Advanced Options]を選択し、<Select>を押します。
[A2 Hostname]を選択し、任意の名前を設定します。筆者の環境では「asapi」という名前にしています。
これで、初期セットアップが完了しました。[Finish]を選択すると、再起動を促す「Would you like to reboot now?」というメッセージが出ますので、<Yes>を押してRaspberry Piを再起動します。
無線LANの設定
次に、Raspberry Piに無線LANの設定を行います。なお、あらかじめRaspberry Piがアクセス可能な無線LANネットワークが敷設されている必要があります。
Raspberry Piが再起動したら、ディスプレイにRasbianのデスクトップ画面が表示されます。もし、GUI画面が表示されないときは、コンソール上で次のコマンドを実行します。
Linux asapi 3.18.11-v7+ #781 SMP PREEMPT Tue Apr 21 18:07:59 BST 2015 armv7l The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software; the exact distribution terms for each program are described in the individual files in /usr/share/doc/*/copyright. Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent permitted by applicable law. pi@asapi ~ $ startx
Rasbianのデスクトップ画面の上部に表示されている、無線LANのアイコンをクリックします。
接続したい、アクセスポイント(SSID)を選択すると、次のようにKeyを求められますので入力し、[OK]ボタンをクリックします。
なお、無線LANは、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confおよび/etc/network/interfacesのファイルに、手動で設定することもできます。
これで、Raspberry Piのセットアップが完了しました。Raspberry Piのシャットダウンを行います。
以降は、ディスプレイ/キーボード/マウスを使わず、リモート接続でRaspberry Piを操作しますので、これらのケーブルを外しておいてください。
Raspberry Piは通常のパソコンに比べて電源容量が小さいため、USB経由でデバイスをたくさんつなげると思わぬ誤動作をおこすことがあります。そのため、USB機器はなるべく消費電力が小さいものを選ぶと良いでしょう。