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Android Studio 2で始めるアプリ開発入門

Android Studio 2によるAndroidアプリ開発の環境構築

Android Studio 2で始めるアプリ開発入門 第1回


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Android Studioの初期設定

 Android Studio起動中に、以下のような設定をインポートするかどうかの画面が表示されますので、「I do not have a previous version of Studio or I do not want to import my settings」を選択して「OK」をクリックします。

図2 Complete Installation画面
図2 Complete Installation画面

[Note]安定版がある場合の設定インポート

 すでに安定版のAndroid Studioが存在する場合、上記画面は以下のように既存の設定をインポートできる画面になっています。

図3 安定版がある場合のComplete Installation画面
図3 安定版がある場合のComplete Installation画面

 「I want to import my settings from a previous version」を選択し、設定を引き継ぎ、既存のSDKを利用した方がいいでしょう。ただし、既存のプロジェクトに関しては、安定版との共用は避け、プロジェクトフォルダごとコピーしてからAndroid Studio 2で開いた方がいいでしょう。

 Andoird Studioが起動したらSetup Wizardが始まりますので「Next」をクリックします。

図4 Setup WizardのWelcome画面
図4 Setup WizardのWelcome画面

 まず、インストールタイプを選択します。

図5 Setup WizardのInstall Type画面
図5 Setup WizardのInstall Type画面

 Standardを選択し、「Next」をクリックします。

 次画面が確認画面になります。

図6 Setup WizardのVerify Settings画面
図6 Setup WizardのVerify Settings画面

 表示内容を一通り確認し、「Finish」をクリックします。

[Note]SDKフォルダの作成失敗

 この確認画面の段階で、以下のように「Total Download Size:」や「SDK Components to Download:」が表示されていない場合はSDK格納先フォルダの作成に失敗しています。

図7 SDKフォルダの作成に失敗したSetup WizardのVerify Settings画面
図7 SDKフォルダの作成に失敗したSetup WizardのVerify Settings画面

 その場合は、「SDK Folder:」記載のパスを記録したうえで、一度Setup Wizardの「Cancel」をクリックし、終了します。その際、以下のダイアログが表示されますが、「Re-run the setup wizard on the next Android Studio setup」を選択し、「OK」をクリックします。

図8 ウィザードを再度表示するかの確認ダイアログ
図8 ウィザードを再度表示するかの確認ダイアログ

 後述のWelcome to Android Studio画面が表示されますので、ウインドウを閉じ、Android Studioを終了してください。

 その上で、先ほど記録した「SDK Folder:」記載のパス通りにSdkフォルダ(あるいは、sdkフォルダ)を作成し、再度、Android Studioを起動してください。

 以下の画面に切り替わり、Android SDKのダウンロードが始まります。

図9 Setup WizardのDownloading Components画面
図9 Setup WizardのDownloading Components画面

 「Show Details」をクリックすると、ダウンロード中のコンポーネントが表示されます。

図10 Setup WizardのDownloading Components画面(詳細表示)
図10 Setup WizardのDownloading Components画面(詳細表示)

 全てのダウンロードが終了すると、完了画面が表示されるので「Finish」をクリックします。

図11 Setup WizardのDownloading Componentsの画面(完了)
図11 Setup WizardのDownloading Componentsの画面(完了)

 すると、Android StudioのWelcome画面が表示されます。

図12 Welcome画面
図12 Welcome画面

 この画面は、Android Studioの起動時に出てくる画面なので、この時点でAndroid Studioを終了しても、もう一度起動すればこの画面が表示されます。

[Note]Mac OS Xへのインストール

 AndroidはMac OS Xネイティブで開発ができます。Latest Android Studio Canary BuildのページでMac版をダウンロードします。ZIPファイルを解凍すると、Android Studio.appファイルができますので、それをアプリケーションフォルダにコピーします。ただ、現状安定版のAndroid Studioがアプリケーションフォルダにある場合は、Android Studio 2.appなどにリネームします。

 コピーが済めば、アプリケーションを起動します。あとは、Windows版と同じようにsetupウィザードに従って進めてください。

アップデートの確認

 Android Studioは頻繁にアップデートされるので、アップデートを確認しておきます。

 Welcome画面右下の「Configure」をクリックします。表示されたメニューの「Check for Update」を選択します。

図13 Welcome画面右下の「Configure」をクリック
図13 Welcome画面右下の「Configure」をクリック

 アップデートがあると、以下の画面が表示されるので、「Update Now」をクリックします。

図14 Update画面
図14 Update画面

[Note]Android Studioの日本語化

 Android Studioのメニューや表記はすべて英語です。これらを日本語化する方法は公式には発表されていません。ただ、非公式ですが日本語化ライブラリがGitHubのIDEA_resources_jpリポジトリに公開されています。こちらのjarファイルをAndroid Studioインストールフォルダ内のlibフォルダにコピーすれば日本語化されます。

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SDKの追加インストール(1)

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 齊藤 新三(サイトウ シンゾウ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook<個人紹介>WINGSプロジェクト所属のテクニカルライター。Web系製作会社のシステム部門、SI会社を経てフリーランスとして独立。屋号はSarva(サルヴァ)。HAL大阪の非常勤講師を兼務。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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