「開発プロセス」に関する記事
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2022/05/09
社内のコミュニティをとりまとめる、トラステッドコミッターとプロダクトオーナーの役割 ――実践インナーソース入門
オープンソースの開発スタイルを企業内で実践するInnerSource(以下、インナーソース)は、ソフトウェア開発のスピードや品質が向上するだけでなく、縦割りの仕組みを抱える企業でサイロ化してしまった開発チームが、開発文化を変革することにも繋がります。本連載では、ソフトウェア開発に関わるそれぞれの立場の人が、インナーソースに必要な考え方や行動の価値を理解し、実践できるようになることを目標としています。第3回となる今回は、コントリビューションを受けるチームの窓口となる「トラステッドコミッター」と受...
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2022/04/14
10年後もソフトウェアの安全性に自信が持てるように――今から始めるDevSecOpsとSBOM入門【デブサミ2022】
デブサミのテーマは「10年後も世界で通じるエンジニアであるために」。10年前は学生で、まだエンジニアの世界を知らなかった横田紋奈(よこな)氏。今ではJFrog Japanでデベロッパーアドボケイトとして活躍している。10年間はあっという間のようで、大きな変化をもたらすこともできる。10年後も開発したものをいかに安全に保つか、いかに安全なものをお客さまに届けられるか。DevSecOpsとSBOMをキーワードに解説する。
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2022/04/06
アジャイル開発の品質課題を解決! 藤原大氏が語る、進化したテスト自動化と品質エンジニアリングとは【デブサミ2022】
アジャイル開発やDevOpsが当たり前になってきた時代において、品質のエンジニアリング化(QE)が求められるようになってきた。その中心となるのが、テストの自動化だ。その背景や技術進化について、米国ボストン発のAIテスト自動化サービス「mabl(メイブル)」のJapan Leadを務める藤原大氏が解説する。
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2022/03/24
ソフトウェアの自動テストはこれからどう変わるのか――これまでの10年から考える【デブサミ2022】
近年、ソフトウェアテストの自動化が一般的になり、多くの企業で導入が進んでいる。自動テストなしではもう、ソフトウェア開発は成り立たないと言ってもいいだろう。では10年後、テスト自動化はどのような進歩を遂げていくのだろうか。ソフトウェアテスト専門会社であるヒューマンクレストの取締役 浅黄友隆氏は、テスト自動化がこの10年間でどのように変わっていったのか、そして10年前と変わらなかったことを中心に語り、今後の自動テストについて語った。
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2022/03/14
そのテスト、正しく設計できていますか? テスト技法ツール「GIHOZ」を活用したAPIテスト設計【デブサミ2022】
マイクロサービスアーキテクチャの普及や、Webブラウザのほかモバイルやスマートスピーカーなどクライアントチャネルの多様化もあって、Web APIを前提としたシステムが増加している。当然、Web APIのテストも現場では大きな課題になってくるが、株式会社ベリサーブの朱峰錦司氏は「なぜ、そのテストを実行するのか、全員で共有できているチームはどれほどあるだろうか」と疑問を抱く。そして正しいテスト技法を少し覚えるだけでも、個々のテストに対する理解はぐっと深まるという。テスト技法の初歩を、実演も交えて解...
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2022/03/07
セキュリティ対策の主役は開発者、Snykで開発者ファーストなDevSecOpsを実現しよう【デブサミ2022】
2021年12月に発表されたApache Log4jの脆弱性は衝撃的だった。CVSSの深刻度スコアでは最高値となる10.0(緊急)で、大手メディアも採りあげたほどだ。Snyk 相澤俊幸氏は「こういった脆弱性というのは必ずまた起こります。しかし準備しておくことはできます。まだ見ぬ脆弱性の対策のためのヒントになれば」と呼びかける。
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2022/02/10
脱レガシーコード!すべての開発者が単体テストを書く文化を作るまでの取り組み【デブスト2021】
マイケル・C・フェザーズ著の『レガシーコード改善ガイド』によると、「単体テストのないコードはレガシーコード」だという。大手企業に広く支持されている人事システム「COMPANY(カンパニー)」を開発しているWorks Human Intelligenceも、これまで結合テストに頼った開発フローを採っており、製品開発はザ・レガシーコードと言えるものだった。だが、そんな開発環境が改善され、今ではすべての開発者が単体テストを書くようになったという。Works Human Intelligenceではど...
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2022/01/21
「メルカリShops」機械学習エンジニア組織立ち上げの混迷から脱却する3つのポイント【デブサミウーマン】
2019年4月に株式会社メルカリへ新卒入社した野上和加奈さん。メルカリ在籍時には機械学習を用いた写真検索システムの開発・運用を担当し、2021年4月からメルカリグループの株式会社ソウゾウへ1人目の機械学習エンジニアとして移籍。Eコマースプラットフォームである「メルカリShops」の「(商品の)おすすめ機能」を開発する過程で直面した葛藤や工夫を語る。
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2022/01/12
もう使いにくいとは言わせない!ますます進化する行政領域のスタートアップ【デブサミ2021夏】
デベロッパーの集まりであるデブサミでも、Developer eXperienceではないDX(Digital Transformation)が話題にのぼることが多くなってきました。そして、DXへの動きは行政領域においても活発です。このセッションでは、2017年創業のスタートアップ、グラファーの吾郷協さんと澤孝晃さんのお二人が、その行政領域で起こっていること、そしてそこでスタートアップがどのような開発を行っているかを話してくれました。
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2021/12/10
社内でオープンソースコントリビューターのように振る舞うメリットとは? ――実践インナーソース入門
オープンソースの開発スタイルを企業内で実践するInnerSource(以下、インナーソース)は、ソフトウェア開発のスピードや品質が向上するだけでなく、縦割りの仕組みを抱える企業でサイロ化してしまった開発チームが、開発文化を変革することにも繋がります。本連載では、ソフトウェア開発に関わるそれぞれの立場の人が、インナーソースに必要な考え方や行動の価値を理解し、実践できるようになることを目標としています。第2回となる今回は、プロジェクトの垣根を越えて活動する「コントリビューター」について解説します。...
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2021/11/01
受託で楽しい開発を突き詰める──「顧客と共に作る」を実現する方法とは?【デブサミ2021夏】
「受託」と「楽しい開発」。両者には縁遠いイメージを持つエンジニアが多いのではないだろうか。たしかにクライアントの言われたとおりに作るだけでは、つまらないかもしれない。だが、クライアントと共に考え、共に作る関係が構築できれば、楽しさとやりがいが生まれる。それを一つのコンセプトとして内製化支援サービスを展開しているクラスメソッドの阿部信介氏が、サービス誕生までに悩んだことや、コンセプトを考えたきっかけなどを語った。
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2021/10/15
アジリティの高いソフトウェアに求められる品質とは何か――和田卓人氏が解説【デブサミ2021夏】
本邦初公開となる「アジリティを支える品質特性」。テスト駆動開発の啓蒙活動で著名な@t_wadaこと和田卓人さん。今回、和田さんがお話される「アジリティを支える品質特性」は今回が初演となります。「競争力あるソフトウェアを開発し続ける力を構成する要素を、品質特性などの側面から掘り下げていく」。初演だから少し緊張している、と冗談めかしながら和田さんはそう語り、いよいよ講演が始まりました。
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2021/10/11
オープンソースの開発スタイルを企業内で実践するインナーソースとは? メリットとポイントを理解する
オープンソースの開発スタイルを企業内で実践するInnerSource(以下、インナーソース)は、ソフトウェア開発のスピードや品質が向上するだけでなく、縦割りの仕組みを抱える企業でサイロ化してしまった開発チームが、開発文化を変革することにも繋がります。本連載では、ソフトウェア開発に関わるそれぞれの立場の人が、インナーソースに必要な考え方や行動の価値を理解し、実践できるようになることを目標としています。第1回となる今回は、インナーソースが有効な場面を例に、その概要と、開発に関わる人が得られるメリッ...
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2021/09/24
アーティファクトが鍵! ビジネスを安全に進化させるDevSecOps実践――JFrog 横田紋奈氏が解説【デブサミ2021夏】
アプリケーション開発者であればDevOpsを聞いたことがない人はいないだろう。ではDevSecOpsは? これも近年よく見かけるキーワードだが、まだ馴染みのない人も少なくないはずだ。ましてや実践となると、どれだけの開発現場が既に手を付けられているだろうか。DevOpsにセキュリティを組み込み、ビジネスを安全に進化させるためのポイントについて、JFrogでデベロッパーアドボケイトを務める横田紋奈氏が解説する。
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2021/09/10
多様なニーズに対応するグローバル製品のつくり方とは?──グレープシティがライブラリ開発の事例をもとに解説【デブサミ2021夏】
グローバルにさまざまなライブラリ製品を提供するグレープシティ。開発チームに寄せられる顧客の要望をどのように集積し、製品機能に落とし込み、開発しているのか。実際の製品事例をもとに、そのプロセスや顧客のニーズ対応に関するポイントを、同社のプロダクトマーケティングチーム リーダーである村上功光氏が紹介した。
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2021/07/26
Lbose、月額制アジャイル開発支援「レンタル開発チーム」の提供を開始
Lboseは、Webアプリやネイティブアプリを展開する事業会社向けのサービスとして、月額制アジャイル開発支援「レンタル開発チーム」の提供を、7月20日より開始した。
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2021/05/19
開発者の仕事を増やさずにバグを減らす、かしこいテスト戦略とは?【デブサミ2021】
システム開発において、バグを減らし、ソフトウェアの品質を高めることは重要な課題である一方、その手法の多くはエンジニアの仕事量も増やす傾向にある。そこで必要となるのは、むやみなデバッグ作業やテストコードの作成ではなく、開発プロセスの上流で品質を担保するためのテスト戦略だ。仕事量を減らしながら品質を高める手法について、情報工学博士でソフトウェアテストを専門とする高橋 寿一氏が講演した。なお、この講演はデブサミ2021のなかでも最初に満員となったセッションで、デブサミ2021アワードの話題賞を受賞し...
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2021/04/15
大企業で内製×スクラム開発を成功させるには? 事例に見る5つの勘所【デブサミ2021】
リアルより気軽に話しかけられるオンラインワークスペース「NeWork」。大企業特有のカルチャーを抱えながら、わずか3か月で「NeWork」をローンチした経験をもとに、大企業でも短期間でプロダクトをリリースするための勘所が紹介された。登壇者はNTTコミュニケーションズ株式会社ソフトウェアエンジニアの沓澤遼氏。多くのステークホルダーを抱えながら、短期間での内製開発×アジャイル開発にどう挑んだのか。
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2021/04/14
なぜアジャイル開発が普及してきたのか? 変化が早い時代のビジネスをサポートする体制の重要性とは
近年ソフトウェア開発の現場でアジャイルやスクラムといった手法が採用されるケースが増えてきています。また、この手法をビジネス一般や組織運営にも活用する動きもあり、「アジャイル」がより大きな意味を持つように。では、いったいなぜアジャイルがこれほど普及してきたのでしょうか。『アジャイル開発とスクラム 第2版』(翔泳社)から、その背景と重要性を解説した「第2章 なぜ、アジャイル開発なのか」を紹介します。
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2021/04/13
筑波大学における実践的なアジャイル開発の授業で学生たちは何を学んだか?【デブサミ2021】
「アジャイルネイティブな大学生とコネクトしてみませんか?」。なんて魅力的で、挑戦的なタイトルでしょうか。筑波大学でenPiT(成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成)の専任教員をしている渡辺知恵美先生と学生たち(村上藍加さん、日高拓真さん、飯塚陸斗さん、須田幹大さん)からは、筑波大学におけるPBL(Project Bassed Learning)実践の熱気あふれる現場についてお話いただきました。