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アイデアをすぐ形に! K5 Playgroundで開発するクラウドネイティブな最新Webアプリ(AD)

Webブラウザで「SPA+BFF」アプリを30分で作成! スピーディな開発の味方「K5 Playground」を使ってみよう

アイデアをすぐ形に! K5 Playgroundで開発するクラウドネイティブな最新Webアプリ 第2回

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K5 Playgroundを始めてみよう

 K5 Playgroundは、Webブラウザから操作します。Google ChromeまたはFirefoxの利用を推奨しています。

手軽にアプリ開発をスタートしよう

 最初にK5 Playgroundのサイトにアクセスし、「無料ではじめる」ボタンをクリックします。

K5 Playgroundのサイト
K5 Playgroundのサイト

 「GET STARTED」または右上の「APPS」をクリックすると、テンプレート一覧画面が表示されます。

トップ画面とテンプレート選択画面

トップ画面とテンプレート選択画面

 現在提供されているテンプレートは次の7種類です。テンプレートは今後も追加・改良されます。

K5 Playgroundで利用できるテンプレート
テンプレート名  用途
Simple Search 一覧・詳細形式のアプリ 
例)ショッピングアプリ、メディアアプリ、ポータルサイト
Form Search 検索起点のアプリ 例)チケット検索、旅行サイト
Chart グラフアプリ 例)SNSメッセージの統計
Chat チャットやメッセージングアプリ 例)チャットボット、カスタマーサポート
Dashboard 管理画面やダッシュボード 例)統計アプリ
Map  地図形式アプリ 例)気象情報アプリ
Web Camera 端末のカメラを使うアプリ 例)機械学習の登録画面、画像認識、ゲーム
テンプレート詳細画面(Simple Searchを選択した例)
テンプレート詳細画面(Simple Searchを選択した例)

フロントエンドやバックエンドを直感的に編集できる、アプリ開発画面

 テンプレート右上の「CREATE NEW APP」をクリックすると、アプリ開発をスタートできます。新規にアプリを作成すると、アプリの開発画面が表示されます。

K5 Playgroundのアプリ開発画面
K5 Playgroundのアプリ開発画面

左メニュー

 各種操作を行うためのメニューです。次のような項目があります。

  ①「DOWNLOAD」:作成したアプリをダウンロードできます。
  ②「App Info」:アプリ情報画面を表示します。
    ※アプリ情報画面:アプリの名前や詳細情報を変更できます。ここで編集した内容は、
    ダウンロードしたファイルの名前やREADME等に反映されます。
  ③「WebAPIs」:WebAPI編集画面を表示します。
    ※WebAPI編集画面:バックエンドのWebAPIの新規追加や変更ができます。
  ④「Theme」:ドロップダウンリストで、フロントエンドの色やフォントを一括して変更できます。
  ⑤「Contents」:フロントエンド編集画面とバックエンド編集画面を表示します。

 以降では、主な画面を説明します。

フロントエンド編集画面

 フロントエンドをカスタマイズするための画面です。UI部品の右上にある緑色のボタンをクリックすると、UI部品をカスタマイズできます。さらに左メニューのThemeで色やフォントを変更すると、色やフォントを一括して変更できます。

フロントエンド編集画面(左)、レイアウトの変更(右)
フロントエンド編集画面(左)            レイアウトの変更(右)  

バックエンド編集画面

 バックエンドを開発するための画面です。中央ペインにはWebAPIが呼ばれた時の処理のフローが表示されています。フローは初期状態では「データベースからデータを取得してフロントエンドに返す」「モックデータを作成してフロントエンドに返す」といったシンプルなものが多いです。

バックエンド編集画面の全体像、処理の流れを表示する中央ペイン
 バックエンド編集画面の全体像(左)       処理の流れを表示する中央ペイン(右) 

 次に右ペインを見てみましょう。右ペインにはAPIロジックが多数陳列されています。このAPIロジックは、ペインにドラッグ&ドロップできます。

右ペインのAPIロジック、中央ペインへのAPIロジック追加

   右ペインのAPIロジック(左)         中央ペインへのAPIロジック追加(右)   

 中央ペインの処理の流れは、ドラッグ&ドロップによってAPIロジックを追加・順序交換したり、×ボタンによってAPIロジックを削除したりといった方法で、自由にカスタマイズできます。追加したAPIロジックのコードをカスタマイズしたい時は、直接クリックまたはEDITボタンで開くダイアログの中で編集できます。

APIロジックのコードの編集画面
APIロジックのコードの編集画面

 APIロジックの編集を具体例で説明します。例えば一覧・詳細形式の「Simple Search」テンプレートでTwitterの検索結果をフロントエンドに表示させたい場合、デフォルトのMongoDBのAPIロジックを削除して、Twitter検索のAPIロジックをドラッグ&ドロップします。

 また別の例として、投稿機能を持つアプリで「利用者の投稿をDBに保存する」処理があって、これに「禁止ワードを検出したらSlackに通知する」という機能を追加したい場合を考えてみます。この例の場合、DB保存処理の前もしくは後に、Slack通知のAPIロジックを追加します。前に追加すれば「禁止ワードを検出したらSlackに通知して、非表示フラグをつけてDBに保存する」といった処理にもできます。

 このようにAPIロジックをうまく工夫して目的の処理を作りましょう。バックエンドの処理を作るためのAPIロジックは現在、次のような約80種類を用意していますが、今後も継続的に追加・改良する予定です。

K5 Playgroundで使えるAPIロジック
カテゴリ APIロジックの概要
Authentication 認証認可サービスを利用する。 例)Auth0
Custom 汎用的に使用可能なAPIロジック。 例)Fujitsu Empty logic
Database 各種データベースへのアクセスを可能にする。 例)MongoDB、Firebase Realtime Databases、PostgreSQLなど
Document Processing テキスト解析を行う。 例)Google Cloud Natural Language
Email/SMS 電子メールやSMSを送信する。 例)Twilio
Image Processing 画像処理を行う。 例)Google Vision API
Messaging 各種メッセージングサービスを利用する。 例)Slack、Facebook、LINE
News/Weather ニュースや天気の情報を取得する。 例)Yahoo Weather API
Payments 支払い処理を行う。 例)PayPal
Search テキストや画像を検索する。 例)Google、Youtube、Wikipedia
SNS SNSのデータを活用する。 例)Twitter、Instagram、Flickr
Storage ストレージサービスを活用する。 例)Google Cloud Storage
Automation 様々なサービスの連携を自動化する。 例)IFTTT
HTTP 汎用的なHTTPリクエスト。 
K5 K5の共通的な機能を利用する。 例)K5のトークン取得など
K5 Email Emailを送信する。 例)テキストメール送信、HTMLメール送信
K5 IoT K5 IoTの機能を利用する。 例)IoTストレージへのCRUDやActionの受信
K5 Zinrai K5 Zinraiの機能を利用する。 例)自然言語解析
K5 Object Storage K5 Object Storageを利用する。 例)データのCRUD

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K5 Playgroundを始めてみよう(2)

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この記事の著者

藤田 壮吉(富士通株式会社)(フジタソウキチ)

 富士通株式会社に入社後、会計ERP、機械学習、WebAPI、フロントエンド関連の開発に従事。企画・開発・教育・講演まで幅広く活動している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/10635 2018/02/20 14:44

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