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産業用途で活用が進む「Raspberry Pi」の最新動向~ラズパイIoTの基礎から事業化のコツまで

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2021/06/23 11:00

目次

くら寿司もラズパイ利用! 今一番売れているラズパイモデルを解説

 次に登壇したのは、株式会社ケイエスワイ セールスマネージャー 奥野正人氏と、テクニカルマネージャー 斎藤十三氏です。

 ケイエスワイは、ラズパイの製造を行うRSコンポーネンツの日本における代理店です。ラズパイ、カメラ、電源などの周辺機器、アクセサリの提供を行うほか、産業用・組み込み向けにラズパイをベースにしたオリジナル筐体の設計~製作、インテグレーションのサポートも行っています。

 以下の図は、ラズパイのモデル別の販売推移です。緑の棒はRaspberry Pi Zero、2017年から2019年にかけて人気を博しました。そして、2020年から2021年にかけて急増している青い棒は、産業・組み込み用、サイネージや、特定用途の装置の中に組み込まれているRaspberry Pi Compute Moduleです。

 ラズパイの産業用事例にはどのようなものがあるのでしょうか。最近公開された印象的な事例に、くら寿司の会計システムがあります。Raspberry Pi 4にGoogleのAIプラットフォームGoogle Coralを搭載、回転寿司でそれぞれのお客様が食べたものをカメラとQRコードで把握し、機械学習モデルを用いて会計システムに連携する取り組みです。

 ケイエスワイでは、くら寿司のプロジェクトにおいてラズパイ開発をサポートしました。 詳細は、Google Developer の記事「TensorFlow 事例 : Coral を⽤いて回転寿司の会計を⾃動化するくら寿司」に詳細があります。

 斎藤氏は「ラズパイを実業務で継続的に使うには、電源や排熱の問題などをクリアし、設置環境にあわせた筐体を準備することが必要です。これらの下準備があれば、ラズパイは産業用途にも十分その能力を発揮します」と締めくくりました。


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著者プロフィール

  • 株式会社ソラコム(ソラコム)

    ソラコムでは、アイディアやパッションを持つあらゆる人がIoTテクノロジーを活用できるようにする「IoTの民主化」をミッションに、IoTプラットフォームSORACOMを提供しています。デバイス通販サイト SORACOM IoT ストアでは、実績あるIoTデバイスを1個から提供、必要な機材一式と手順の書...

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