REST APIガイドラインは、より耐久性のあるAPIの作成、開発の加速、よりクリーンで一貫性のあるSDKの実現に役立つもので、PATCHとPOSTをいつ使用するのかを理解したり、HTTPアクションにおける動詞の選択がサービス設計に影響を与える理由を理解しやすくなるなど、快適な開発者エクスペリエンスの実現に重要な役割を果たしている。
今回リリースされたメジャーアップデートでは、ガイドラインが拡張および明確化され、AzureサービスAPIのポートフォリオ全体での一貫性が向上した。ポートフォリオの一貫性は、REST API経由でAzureサービスに直接アクセスするユーザーにとってメリットになるだけでなく、REST APIに基づき、API定義から生成される場合もある、Azure SDKやAzure CLIのユーザーにもメリットとなる。また、プレゼンテーションも改訂され、Azure SDKガイドラインと共通の形式を使用するようになった。
そのほか、クラウドサービスのAPI設計への一般的なアプローチについて説明するドキュメント「Considerations for Service Design」も、用意されている。