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キーパーソンインタビュー(AD)

自分のスキルをシェアしよう! IT人材にとって「副業講師」に挑戦する魅力をUdemy人気講師に聞く

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 自分の知見を広く伝え、それが誰かの助けになり、学びを深める一助となる。そうした「アウトプット」への期待がエンジニアやIT人材を中心に高まっている。動画講座の形での発信は、オンラインの活用によって急速に身近になり、人気講師も続々と誕生している。オンライン学習プラットフォーム「Udemy」で、Pythonの初心者向け講座などを提供するデータサイエンティストの奏大(かなた)さんもその一人だ。そんな奏大さんにオンラインで教えることの魅力やメリット、オンライン講座を作るコツなどについてお話を伺った。

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奏大(かなた)さん

 院卒後、新卒にてSIer会社に入社。主にJavaやPythonによるシステム・アプリ開発に従事。転職にて、現会社に入社。データサイエンティストとして、AI・機械学習によるプロジェクトの推進およびデータサイエンスに関する研修講師を主な仕事としている。

 AIや機械学習をはじめ、プログラミング、データ分析やBI製品、その他ビジネススキル全般に関する研修を実施し、受講者からの事後アンケートでは高評価を獲得。

  • 2020年間実績:研修満足度93%(「研修に満足したか」という問いに対する「満足」の回答率)

会社員以外へと仕事の幅を広げるために、Udemy講師に挑戦

――奏大さんのこれまでのご経歴や現在のお仕事についてお伺いできますか。

 新卒後はSIerとしてさまざまな業界の客先に出向し、主にJavaなどによるシステム開発や運用保守を行っていました。その際、たまたまBI製品を触る機会があり、データ分析の面白さに目覚め、現在の会社に転職しました。

 当初は、顧客向けにデータサイエンスの知識などを教える講師業を主な仕事にしていましたが、近年はデータサイエンティストとして、AIや機械学習を使ったビジネス課題の解決を提案するビジネスコンサルテーションまで含めて活動しています。

――Udemyではどのような講座を提供されているのでしょうか。

 現在は2コースを提供しており、いずれも私が現職で教えていることと関連するものです。最初に作ったのは、「Kaggleで始めるPython AI機械学習入門コース」で、機械学習のコンペティションの環境であるKaggleを利用しながらPythonのコーディングを学ぶもの。そしてもう一つは、統計学に関する初心者向けの講座「豊富な演習でゼロから学ぶ統計学入門コース」です。いずれも初学者を想定しており、Pythonに興味のある大学生や、仕事で興味を持ったビジネスパーソンなどが中心ですね。

※2021/11/10現在の情報です
※2021/11/10現在の情報です

――奏大さんが本業の傍ら、副業としてUdemyで講師を務めることになった経緯をお聞かせください。

 最近の働き方の風潮もあり、たとえ望んだとしても会社に定年までいられないと思ったので、もう一つの収入の軸を作るためにサイドビジネスを探していたんです。そんな時に、知り合いにUdemyを紹介され、まずは受講生として利用しているうちにUdemyから講師のお誘いをいただいたのが講師を始めたきっかけです。仕事でも講師をしていましたし、その知見や経験を活かして副業として仕事の幅を広げられると感じ、講師として登録しました。

――奏大さんが受講生としてUdemyに魅力に感じたポイントにはどのようなものがありますか?

 シンプルで使いやすく、学びやすいというのが第一印象。そして、講座の内容とボリューム、品質の高さに驚きました。たとえば、初心者向けの講座であっても、専門書1冊分に相当するような内容で、それが動画でいつでもどこでも閲覧できるというのは大きな魅力です。

 加えて、他の動画プラットフォームに比べ、Udemyはインターフェイスが学習講座に特化されていることもいいですね。たとえば、データサイエンスなどのカテゴライズがしっかりなされているので、目的やレベルに応じて探しやすいんです。キーワード検索よりも簡単に探せて、ミスマッチも少ないと感じました。

――講師としてUdemyに魅力に感じたのはどのようなところですか。

 受講生として利用してなじみがあったことはもちろん、やはり「教える場」として快適な環境だと思います。もともと動画でのコンテンツ配信を考えていて、発信の方法をいろいろと検討しました。メジャーなところではYouTubeなども考えましたが、Udemyの方が教育プラットフォームとして充実しており、とりわけサポート体制がしっかりしていて「安心して講座の提供ができそう」と感じたのが決め手になりました。

 また、受講生だけでなく講師側から見ても、検索しやすさはミスマッチ抑制になり、評価も受講生が選ぶ基準にとなると同時に講師には励みにもなるので、ブラッシュアップのモチベーションがあがります。

「教える」ことで、新たなステップアップにつながる

――実際に講師として活動を始めてからUdemyについて魅力を感じたポイントはありますか。

 Udemyの場合は、公式のサポートが充実していました。制作中の画面上でのお知らせで気づかされることもありますし、講師向けのFAQもあり、実際に利用してみてありがたかったですね。さらに困ったことや分からないことを、メッセージでサポートセンターに直接聞くことができ、作業をスムーズに進められました。

――エンジニアやIT人材にとって、講師として「教える」ことにはどのようなメリットがありますか?

 月並みですが、自身の知識の整理ができるのは大きなメリットですね。アウトプットすることで考えがまとまり、自分の中での情報資産が溜まっていくイメージです。エンジニアとしての価値を高めていくには、プログラミング知識だけでなく、その背景となるIT知識、たとえばシステムやネットワーク構築の考え方や、バックエンドならデータベース、サーバー設計など、非常に膨大な知識が必要です。本を読んだり、実務で覚えたりはもちろんですが、それらを定着させるために最もシンプルで効果的な方法がアウトプットであり、「教える」ことだと思っています。

――とても納得感がありますが、さらに対価をもらって「教える」となるとちょっと躊躇する人もいるかもしれません。

 確かにお気持ちは分かります。でも、そのハードルを越えてチャレンジすることで、自分が出すものに重みが出る気がします。それこそYouTubeと違う部分かもしれませんが、自分のアウトプットでお金をいただくことに対して、下手なものは出せないという気持ちになりますからね。といっても、Udemyはチャレンジしやすいプラットフォームだと思います。まずは何か得意なこと、伝えられるものがあれば、挑戦してみて、それからブラッシュアップしていくのが良いと思います。

 講座を提供することで自信がつき、考えや知識がまとまり、それをもとにステップアップにつなげていくという、そうしたチャレンジの第一歩としてちょうどよいのではないでしょうか。

――奏大さんご自身は、Udemyで教えることによって、どのような気づきや学びが得られましたか?

 ぱっと思い浮かぶのは、動画作成スキルです。これまで動画作成は経験がなかったので、単純に新しい学びになりました。そして、「教える」ということについては、講師の経験があって慣れていると思っていましたが、オンラインで教えることはまた違っており、さまざまな気づきがありました。

 対面なら、受講生と会話しながら講座を作っていくのですが、動画提供で非同期に教えるのだと当然それができません。そこで、どんな人が受けているのか、何を期待して受けているのか、自分の中で想像しながら進めることの重要性を実感しました。いわばマーケティング的な発想といえるかもしれませんね。

 そこで、受講対象者層を明確にして、その上で受講生にはプレビュー動画から内容を確認してもらう、「初学者向け」と明らかにして丁寧な説明を心がけるなど、さまざまな工夫を行っています。その意味では、直接「見えない受講者が理解できる講座の作り方」を学べるというのが、一番大きな学びになったかもしれません。

オンラインならではの魅力的な講座の作り方

――Udemyの講座は、どのような流れで作っていますか?

 これについては特別変わったことはしていないと思います。5W1Hで、まずは受講生像を想定し、その上でどのようなテーマでどのような内容を教えるのか、大枠から内容を組み立てていく流れです。

 トピックの選び方は人によっては悩むところだとは思いますが、私の場合は、目的が「自身の知識の体系化」と決まっているので、自分が作りたいものを作っているという感じですね。また、データサイエンスに興味を持ってもらえる人を増やしたいと考えているので、その軸はぶらさないようにしています。ただ、収益のみを考えるなら、アフィリエイトのように流行りのトピックに限定して、自由に講座を作れるのもUdemyの魅力かもしれません。

――対面ではない動画講座の中で、学習者の課題意識やニーズをどのように反映していますか。

 学習者の課題意識の把握については、対面ではないために、受講生が考え、感じていることが直接分からないのでなかなか難しいです。ただ自身がこれまで学習してきた経緯を思い出しながら、それを反映させるようには意識しています。特に初心者については、リアルならばちょっと時間をとって考えさせる場面でも、オンラインの場合はここまでやるのかというほど徹底的に意識して丁寧に説明するようにしています。オンラインで非同期の講座だからこそ、「絶対に迷わせないぞ」という気持ちで作成しています。

 逆にそうした非同期での動画による講座だからこそ、好きなタイミングで内容を割り切って作れるのはメリットだと思います。自由にカリキュラムを組んで、セクションを区切ってメリハリをつけられます。対面だと現場の温度感を意識して、案外区切りどころが掴めずにだらけてしまうリスクも無いとは言い切れないので、これはメリットだと思います。

 もう一つは、説明の仕方を自由に割り切れるところですね。たとえば、プログラミングの講座でコードを入力してもらう時間は「一時停止してください」と案内し、受講生の好きなタイミングで動画の続きを再生してもらっています。

――動画だからこその良さや、それを活かした工夫について教えてください。

 対面と比較しての良さになりますが、自分自身が完全にストーリーを組み立てられるところでしょうか。対面だと受講生のフォローに回りすぎて、最後に時間の余裕が持てなくなることも多々あるのですが、動画ならそういうことがありません。またカリキュラムを丁寧に構築した上で、短編集のような動画を作ることもできるので、受講生が飽きないよう工夫して盛り込むこともできます。

自分の得意を誰かの学びに活かす、Udemyで新しい挑戦を!

――講師をやってみたいと思われた方に、アドバイスをいただけますか。たとえば、具体的にはどのような方におすすめなのでしょうか。

 まずは「人に何かを教えることが好きな人」ですね。そして、私のように自身の知識を体系的に整理したい人、そして、あわよくばそれが収益になるともっと良いと考えられる人がいいと思います。特にIT人材の方にとっては、アウトプットが重要なので特におすすめですね。

――講師をやってみたいと思った方は、まずどうすればいいのでしょうか。

 やってみたいと思ったら、特に肩肘を張る必要はなく、自身がどういうことなら人に教えられそうかを整理することから始めると良いと思います。Udemyは受講者層をある程度コントロールできるので、自身のスキルレベルに応じて選択できるのがありがたいです。だから、あまり気負わずトライしてほしいですね。

 開始については、まずメールアドレスを登録すると、受講生と講師共通のアカウントが作成できます。講師を希望する人は、Udemyに用意されたテンプレートがあり、そこにタイトルやテーマなどを肉付けして動画を作成し、完成したら品質チェックを受けます。あらかじめテンプレートがあり、少しずつ好きな時間で作っていけるので、参入しやすいところだと思います。

――動画はどのように作っていますか?

 これも特別なことはしておらず、カメラは自宅のノートPCで、マイクだけ外付けの少し性能の良いものを使っています。全部、一般的に入手して揃えられるものを使っています。人によっては顔出しせずに、スライドを送りながら声を乗せる、PCの画面共有を見せるという方法を採る人もいます。ただ、Udemyは品質チェックがあり、音声や画質が不明瞭なものは通せないので、そこだけは意識する必要があります。

 もし動画作成スキルがない、話すのが苦手という方も、講座内容によってはやり方次第でいくらでも対応できます。実際私もUdemyで初めて動画を作成しましたし、アドリブが必要ないので、すべて紙に書いておいて読み上げれば済みます。おそらく想像するほど難しくないので、ぜひ気軽にチャレンジしてもらえると良いと思います。

――奏大さんの今後の展望を教えてください。

 データサイエンス関連の事業は今後もやっていきたいと考えており、講師業と組み合わせて2本柱としていきたいと考えています。講師としては、最初は対面からはじめて、オンライン動画の形にチャレンジし、結果としてより多くの方に受講いただけたことに大いに満足しています。今後もより多くの方に受講いただけるように、いろいろと活動していきたいですね。その中で、講師としてのキャリアはもちろん、教育業としてもっと多くの方に知識が行き届くような仕組み作りなどに貢献していければと考えています。

――そんな奏大さんに刺激を受けて、ぜひ、多くのエンジニア・IT人材に講師業にチャレンジしてもらえることを期待しています。ありがとうございました。

世界最大級の学習プラットフォーム「Udemy」

 米国法人Udemy, Inc.が運営する世界4,400万人以上(※)が学ぶオンライン学習プラットフォームです。Udemyは、C to Cプラットフォームで世界中の「教えたい人(講師)」と「学びたい人(受講生)」をオンラインでつなげます。最新のIT技術からビジネススキルまで幅広いテーマの講座をオンラインで学ぶことができ、世界で6.5万人以上の講師が18.3万本を超える講座を公開しています。

(※Udemyに会員登録して、コースを受講し始めたユーザーの数)

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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