オブザーバビリティはDevとOps両方が実施するもの
萩野氏は、Datadog APMの魅力を「使いやすさとシームレスな相関性」「エンドツーエンドの分散トレース」「デプロイメントトラッキング」「常時接続コードプロファイリング」「AIを活用したアラート、インサイト、根本原因分析」の5つにまとめた。
![Datadog APMの5つの魅力](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/17469/17469_4.png)
AIは、Datadog製品群に共通するインテリジェンス層「Watchdog AI」のことだ。「特にログなどのメトリクスにはノイズが混ざる。問題に直結しないのに問題のように見えて、本当に必要な情報を見つけるのに一苦労する」。そう述べた萩野氏は、Watchdog AIを活用しノイズと重要な情報とを分離することで解析の解像度が高まると説明した。
萩野氏は、DevOpsはOps側だけのものではないと強調する。アプリケーションの改善やセキュリティ、CI/CDのデプロイメント時など、開発側がモニタリングやオブザーバビリティを意識すべきポイントは多々あるからだ。
最後に萩野氏は講演を聴いてAPMの意義やDatadog APMに興味を持った人向けに、Datadog APMのフリートライアル版を紹介した。また、APMについてさらに詳細な活用方法を知りたい人向けに、同社SEが解説するウェビナー「APMによるアプリケーションパフォーマンスの最適化」も公開していると述べた。