バルテスは、同社の運営する品質向上プラットフォーム「Qbook」にて、ITエンジニアを対象に実施した「直近一年の収入変化に関する実態調査」の結果を3月29日に発表した。
本調査は、2月10日〜3月10日の期間に「Qbook」でのWEBアンケートで実施され、事業所及び企業に所属しているITエンジニア274名から有効回答を得ている。
直近1年間で年収が上がったと回答したITエンジニアは、全体の61%となった。このうち、最も回答者数が多かったのが「10万円~50万円の増加」で、全体の27%となった。
50万円以上の収入増加は全体の15%で、100万円以上増加したと回答した人も4%いることが分かった。
年収増加の要因として最も回答数が多かったのは「仕事の成果が認められた」となった。続いて「目標達成」「昇進・昇格・定期昇給」となった。
なお、「100万円以上の増加」と回答した12名のうち、半数の6名が「転職した」と回答していた。
全体として年収増加傾向にある一方で、直近1年間の年収に関して「変化なし」と「収入が減少」と回答した人の合計は39%だった。「変化なし」と回答した人は全体の26%と2番目に多い結果となった。
年収が「下がった」と回答された人の中で最も多い理由が「会社の業績悪化」だった。続いて「仕事の成果が認められなかった」「残業時間が減った」となった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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