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ClickHouseの圧倒的パフォーマンスで大規模リアルタイム分析のコストを削減!オブザーバビリティ新時代

【13-E-2】リアルタイム分析データベースで実現するSQLベースのオブザーバビリティ

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「DeepSeekパニック」でも話題になったClickHouseとは

 オブザーバビリティのアーキテクチャは「データ収集」「ストレージ」「可視化・アラート」の3層で構成され、SQLを活用することで効率化が進む。ClickHouseはこのうちストレージ領域を担い、コスト削減とパフォーマンス向上を実現する。

 ClickHouseは2009年に開発が始まり、2016年にオープンソース化された。列指向の構造により高圧縮・高速解析を実現し、分散処理に対応することで大規模データの管理が容易になる。OLAPデータベースとして、大規模なデータ解析に適している。なお、MySQLやPostgreSQLなどはOLTP(オンライン・トランザクション処理)データベースとされ、トランザクション管理に特化している。

ClickHouseの特徴は「オープンソース」「列指向」「分散」「OLAPデータベース」
ClickHouseの特徴は「オープンソース」「列指向」「分散」「OLAPデータベース」

 「ClickHouseはトランザクションではなく、データ分析向けのデータベース。トランザクション処理が必要なら従来のデータベースを、大規模なデータ解析にはClickHouseが適している」と松本氏は説明した。法人としてのClickHouse, Inc.は2021年に米国で設立され、Google Cloud、AWS、Azureでマネージドサービスを提供している。

 オープンソースの分野での影響力も大きく、2016年のオープンソース化以降、多くのプルリクエストを受け、2023年にはApache Sparkに次ぐ2番手の位置を占めた。ClickHouseの利用方法には、セルフマネージドとマネージドサービスの2つがあり、自社運用が可能なほか、Amazon S3やApache Kafkaとの統合機能を備えたマネージドサービスも提供されている。

 ClickHouseはさまざまな分野で活用でき、特に「ログ・イベント・トレース」「リアルタイム分析」「BI」「機械学習・生成AI」の4領域に強みを持つ。リアルタイム分析では、異常検知やWebトラフィック解析などに利用され、BIの分野ではSnowflakeの代替として活用される。さらに、機械学習や生成AIにおいては、大規模な学習データの保存・検索に適している。

 松本氏は「DeepSeekが話題になった際、大量のデータを保持するためにClickHouseが使用されていることが明らかになり、その情報が広まったことでClickHouseも注目された」と話した。

次のページ
ClickHouseの活用事例:Uberと自社での導入

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森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・...

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井山 敬博(イヤマ タカヒロ)

 STUDIO RONDINOのカメラマン。 東京綜合写真専門学校を卒業後、photographer 西尾豊司氏に師事。2008年に独立し、フリーを経て2012年からSTUDIO RONDINOに参加。 STUDIO RONDINO Works

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