テストケースの実行
selenium IDEの起動
「Firefoxメニュー」-「表示」-「サイドバー」-「selenium IDE」でselenium IDEを起動します。
selenium IDEの「メニュー」-「ファイル」-「テストスイートを開く」で、先ほどの郵便番号検索suite.htmlを選択してください。実行してみましょう。
(注1)テストケースをHTMLで作成する場合。seleniumRCでは、HTML以外に、Java、pythonなどの言語でテストケースを作成できます。
画面キャプチャしてみよう!
サンプルの入力値一覧では、「値」の背景色が赤のセルがあります。これは画面キャプチャを指定する印です。マクロで「背景色=赤のとき、キャプチャコマンドを直前に埋めこむ」という処理を行います。
この例では、郵便番号検索画面に遷移したタイミングでキャプチャします。すでに、サンプルマクロには、背景色=赤のセルがあります。そのままテストケースを生成している場合は、キャプチャコマンドが含まれています。以下のPageSaverの設定+Firefox再起動のみで、テストケースを実行すればキャプチャファイルが自動保存されます。
PageSaverの設定
まず、FireFoxツールバーのPageSaver(カメラ画像)を右クリックし、「Page Saverオプション」を選択します。
「全般」タブを下記のように設定します。
「画像のキャプチャー」タブを上記のように設定し、OKボタンを選択します。
設定を反映させるにはFirefoxを再起動させてください。
キャプチャコマンドの説明
上記のPageSaverの設定により、ALT+Wで画面のキャプチャが保存されます。以下のコマンドでALT+Wによるキャプチャが実現します(Firefox+IDE限定です。core、RCでは動作しません)。
コマンド | 対象 | 値 |
windowFocus | なし | なし |
altKeyDown | なし | なし |
keyPress | //body | ¥119 |
altKeyUp | なし | なし |
マクロで『「値」の背景色が赤のセルの場合はこの4コマンドを挿入する』という処理を埋めています。
画面キャプチャファイルの保存先
画面キャプチャファイルの保存先は、「Firefoxのツール」-「オプション」-「一般タブ」の、ダウンロード「次のフォルダに保存する」で指定されたフォルダです。