Subversionクライアント対応プラグインのダウンロード、インストール
Eclipse 3.4をSubversionクライアントにするには対応するプラグインをインストールする必要があります。今回はeclipse.orgで開発されている「Subversive」と、polarion.orgが配布している「SVN Connecters」「SVNKit」を用いることにします。
Subversiveプラグインのインストール
どちらのプラグインも更新マネージャに対応しており「サイトの追加(A)」で指定するURLは「http://download.eclipse.org/technology/subversive/0.7/update-site/
」と「http://www.polarion.org/projects/subversive/download/eclipse/2.0/update-site/
」です。下記の手順でインストールできます。
「フィルター入力」に「svn」と入力すると「Subversive Site」と「SVN Connecters Site」の関連プラグインのみが表示されます。下記の4つのプラグインにチェックをして、[インストール]をクリックします。
- Subversive SVN Term Provider
- Subversive SVN Term Provider Localization
- Subversive SVN Connecters
- SVNKit 1.2.2 Inplementation
「インストール」ダイアログが表示されるので、確認し[終了]をクリックします。
インストールが終了すると、Eclipseの再始動を求めるウィンドウが表示されるので[はい]ボタンをクリックして、Eclipseを再起動します。
サーバ情報の設定(Subversionリポジトリロケーションの追加)
EclipseをSubversionクライアントとして用いるために、Subversionサーバの情報を設定する必要があります。リソース管理場所を「リポジトリ」と呼び、この作業を「Subversionリポジトリロケーションの追加」と言います。
まず、パースペクティブをSVNリポジトリー・エクスプローラーに切り替えます。メニューの[ウィンドウ(W)]-[パースペクティブを開く(O)]-[その他(O)]を実行して「パースペクティブを開く」ダイヤログを表示します。「SVNリポジトリー・エクスプローラー」を選択して[OK]をクリックします。
パースペクティブがSVNリポジトリー・エクスプローラーに切り替わりるので、SVNサーバ情報を設定します。[New Repository Location(リポジトリの追加)]ボタンをクリックするか、SVNリポジトリビューを右クリックして[NEW]-[Repository Location]を実行します。
「Enter Repository Location Information(リポジトリロケーション情報入力)」画面が表示されるので「URL」にSubversionサーバのURLを入力します(今回は「http://localhost:8181/svn/hellosvn
」)。そして「User」と「Password」(今回はWindowsのユーザ名とパスワード)を入力して[終了]をクリックします。
SVNサーバへの接続に成功すると、SVNリポジトリーにリポジトリーロケーションが表示されます。ロケーションを開くと、デフォルト構造が確認できます。これでSVNクライアント機能が利用可能になりました。ウインドウ右上のパースペクティブ切替ボタンをクリックしてJavaパースペクティブに戻ります。