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試してみよう! FlexではじめるRIA開発

Adobe Flex Builder 3 体験版のインストールとお役立ちリンク集

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2009/07/14 14:00

 FlashによるRIAを開発するための開発技術「Adobe Flex」。本稿では、Flex開発のスタートラインとして、実務レベルの開発では必須の統合開発環境「Adobe Flex Builder 3」の概要やインストール方法を解説し、技術を学ぶ上で参考となるサイトをいくつか紹介します。

目次

はじめに

 Adobe Flex(アドビ・フレックス、以下Flex)は、Flashアプリケーションを、ソースコードをコンパイルする形で構築できる無償のオープンソースフレームワークです。Flexで作成されたリッチインターネットアプリケーション(RIA)は、多くのブラウザ環境がサポートするAdobe Flash Player上で実行でき、Adobe AIR(アドビ・エアー)という技術を利用すればデスクトップで動作するアプリケーションを作成することも可能です。

 そのため、FlexではFlashが持つ豊かな表現力だけでなく、ブラウザやOSの組み合わせによるさまざまな環境において、ユーザーに一貫したエクスペリエンスを提供することを実現しています。

 今回は、そのFlex開発のスタートラインとして、実務レベルの開発では必須の統合開発環境「Adobe Flex Builder 3」(アドビ・フレックス・ビルダー、以下Flex Builder)の概要やインストール方法を解説し、技術を学ぶ上で参考となるサイトをいくつか紹介します。

統合開発環境「Flex Builder 3」
統合開発環境「Flex Builder 3」

Flexの統合開発環境「Flex Builder 3」

 Flex Builderは、Eclipseをベースに作られたFlexアプリケーション開発のための統合開発環境です。プラグイン版とスタンドアローン版の2種類が提供されています。EclipseはJavaによる開発などで広く普及しているため、操作性に違和感なく使える人も多いでしょう。

 レイアウト記述言語の「MXML」や、ロジックを記述するスクリプト言語「ActionScript」、CSSに対応したエディタを備えており、RIAのユーザーインターフェースのレイアウト、外観、属性などはGUIで視覚的にデザインできます。最新版のAdobe Flex Builder 3では、前バージョンのFlex Builder 2から大幅に機能が強化され、Flexアプリケーションの開発期間を短縮することが可能になりました。

 なお、次のバージョンでは名称が「Flash Builder 4」と変更され、新しくリリースされるインタラクティブコンテンツ作成ツール「Flash Catalyst」(フラッシュ・カタリスト)と連携して開発のワークフローや生産性が向上する、とアナウンスされています。

Flex Builder 3のエディション比較

 Flex Builder 3には、2つのエディションがあります。

  • Adobe Flex Builder 3 Standard
  • Adobe Flex Builder 3 Professional
StandardとProfessionalの機能の違い

 どちらもコーディングのサポートやデータベースとの連携、デザインビューなど、Flex開発を進める上で必要な機能が搭載されていますが、上位バージョンのProfessionalではさらに、高度な機能をもつデータグリッドやチャートコンポーネント、パフォーマンス/メモリプロファイラといった、業務アプリケーション開発で重要な機能拡張が行われています。機能詳細についてはアドビ社のウェブページを参照ください。

 価格はStandard版が税込31,500円、Professionalが税込89,250円。なお、Professional版には60日間無償で全機能を利用できる体験版も提供されており、使い勝手を十分検証してから購入することができます。

 今回は、この「Adobe Flex Builder 3 Professional 60日間体験版」を導入する手順を紹介します。


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