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これさえ読めば分かる! Flash Builder 4インストールから使い方まで徹底解説

データ中心型アプリケーション開発でTwitterアプリを5分で作成

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5. データ中心型アプリケーション開発ベースでTwitterビューワーを作成(下)

 今度は、ソースモードからデザインモードに変更します。[ソース][デザイン]の切替ボタンがアプリケーションの上部にあるので、[デザイン]をクリックします。今までソースコードが表示されていたエリアが、真っ白い画面(ステージと呼びます)に変わり画面全体が変化します。

[デザイン]をクリックしてステージを表示させる
[デザイン]をクリックしてステージを表示させる

 [コンポーネント]パネルを開き、「DataGrid」(データグリッド)をドラッグしてステージに配置します。

「DataGrid」をステージに配置
「DataGrid」をステージに配置

 次に、データグリッド上で右クリックをしてコンテキストメニューを表示させ、[データにバインド]を選択します。

右クリックをして[データにバインド]を選択
右クリックをして[データにバインド]を選択

 [データにバインド]ダイアログが表示されるので、[新規サービスの呼び出し]を選択して、[OK]ボタンを押します。

[データにバインド]ダイアログ:[新規サービスの呼び出し]を選択
[データにバインド]ダイアログ:[新規サービスの呼び出し]を選択

 すると、先ほど配置した「データグリッド」が自動的にAPIに沿ったカラム構成に変更されます。

変更されたデータグリッド
変更されたデータグリッド

 再び[ソース]モードに戻します。ソースコードが増えているのが分かると思います。[ソース]モードと[デザイン]モードは見た目は違いますが、内容は同期していて、[デザイン]モードに変更を加えると[ソース]モードのソースコードも変更されます。

ソースコードが変更された
ソースコードが変更された

 続いて再度データグリッドを選択し、右クリックでコンテキストメニューを表示させ、[列の構成]を選択します。すると、[列の構成]ダイアログが立ち上がります。

「列の構成」ダイアログ:列に関する様々な設定が行なえる
「列の構成」ダイアログ:列に関する様々な設定が行なえる

 現在のデータグリッドは不必要なカラムが多いため、最低限必要な「created_at」「text」「user」のみを残して削除します。

不必要な項目を選択後、[削除]ボタンで削除が可能
不必要な項目を選択後、[削除]ボタンで削除が可能

 また、それぞれのカラムの横幅を指定していきます。まずはcreated_atから[幅]を200ピクセルに設定します。

投稿日が入る「created_at」は200ピクセルに
投稿日が入る「created_at」は200ピクセルに

 textは[幅]を500ピクセルにします。

textは文字数が多いため、大きめに間隔をとる
textは文字数が多いため、大きめに間隔をとる

 userは、[幅]を200ピクセルにしますが、加えてユーザー名を表示したいので[フィールドにバインド]のエリアを「user.name」に変更します。

userはそのままだと名前を表示出来ないので「user.name」に変更
userはそのままだと名前を表示出来ないので「user.name」に変更

 以上で完成です。画面上部にある[実行]メニューより[myTwitterViewer の実行]を選んで実行すると、Webブラウザが開き、最新のパブリックタイムラインが表示されるのが分かります。

実行結果
実行結果

6. Flash Builderでリッチで高機能なRIA開発がさらに容易に

 今回は、WebサービスのAPIを利用しましたが、その他にもFlash BuilderではColdFusionはもちろん、PHP、Javaなどさまざまな形式のサーバーやサービスとの接続が簡単に行えます。

 Flexは、オブジェクト指向やXMLなどの既存知識が利用できるため、他言語での開発経験がある方であれば、すんなりと習得できるのが魅力の1つです。開発環境であるFlash Builderが強力にパワーアップしたことで、さらに開発に活用しやすくなったのではないでしょうか? この機会にぜひ、Flexに触れてみてください。

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この記事の著者

原一浩(はらかずひろ)

Greative(グレーティブ)代表/Design Wedge編集長/ワイヤーフレームコミュニケーション研究会主催。1998年にWebデザイナーとして独立。同年、ウェブデザイン専門のメールメディアDesignWedgeの発行を開始。Webデザインやシステム開発業務の傍ら、海外のWebデザインに関する情報発信および、研究、開発に関わる。CSS Nite出演など講演および、雑誌への寄稿多数。主な著書に、『プロ...

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https://codezine.jp/article/detail/4974 2010/03/23 15:00

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