始動と停止
インストールが終わった状態では、Hadoopクラスターが起動した状態になっています。クラスターの始動・停止は、NameNodeにある以下のコマンドで行います。
/opt/ibm/IHC/bin/start-all.sh
/opt/ibm/IHC/bin/stop-all.sh
Webインターフェイス
HadoopのWeb-UIが以下のURLでアクセスできます(namenodeは、ネームノードのホスト名)。
- JobTracker: http://namenode:50030/
- Namenode: http://namenode:50070/
アンインストール
残念ながらアンインストールは自動化されていません。以下のステップでアンインストールします。
Hadoopクラスターの停止
前述のコマンドでHadoopクラスターを停止してください。
WAS-CEの停止
インストーラーは、WAS-CE(Geronimo)で動いています。以下のシェルスクリプトで停止します。
IDAHO-1.0/IDAHOInstaller-1.0/bin/shutdown.sh
管理者ID/パスワードを聞かれます。system/managerを応えてください。
ユーザーhdpadminの削除
すべてのノードで、hdpadminを削除します。
userdel -r hdpadmin
その他ディレクトリーの削除
インストール・ファイル /home/hdpadmin /home/hdpadmin/hdm/hadoop-conf /tmp/hdm/*
/home/hdpadmin /opt/ibm/IHC /opt/ibm/ibm-java-i386-60 /opt/hdfs/name /opt/hdfs/data /hadoop/mapred /tmp/hadoop*
まとめ
IDAHOは、Apache HadoopのIBM Java VM版であり、プロビジョニングのためのインストーラーがついています。今後、InfoSphere製品(BigInsights/BigSheetsなど)のコアとなるコンポーネントであり、Hadoopによる分散処理環境を構築するのにとても便利です。